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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

[現在]フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動。

[略歴]百貨店の広告担当、広告代理店のタレントキャスティング、制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナー。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

[趣味]食べ歩き。最近ハマってるのはアシュタンガヨガ。

[バリ歴]1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活。クロボカン端のダルン在住

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サヌールの超ローカル食堂でフーヨンハイ

バトゥアン村でバリ舞踊と伝統楽器ガムランを習ったあと・・・って書くと、ものすごくプナリ(舞踊家)やプナブ(奏者)感が漂いますよねぇ。実際は週1~2回しか行かないダメ生徒です。
通常 海外からの生徒さんはその習得を目的に渡航するため、先生宅や近くの宿泊施設に泊まり込み、朝晩2~3レッスン受講します。到着直後は基本もできず泣いていたのに、帰国前日には数曲マスターする方もいらっしゃるとか。
いつだか申し訳なくなって「こんなペースで来てもいいの?」と訊いたら、「週2以上がベターだけど、それぞれ事情があるから。いつでもウェルカム」と言われました。よし!図々しく通うぞ。
下手くそながらも練習は楽しく、合間にバリ島の文化や習慣について伺ったり、バリ語を習ったり、冗談や噂話で盛り上がったり。

レッスン後、先生宅で昼食をごちそうになることもありますが、たいてい近くのスカワティ市場周辺のワルン(食堂)にふらりと立ち寄ります。
あまりお腹が空いてないときはそのまま帰る・・・つもりが、トパティあたりで限界がきて、サヌールかデンパサールへ。
練習と移動で気力・体力・集中力が落ちているため、オサレなレストランで気張ってランティする元気はなく、「ぬーん(=_=)」顔で行けるお店に向かいます。ぬーん。

たまに行くのがサヌール地区のバイパス沿いにある『ワルンチタ』。
サヌール在住者に話しても「え?そんなところにお店あったっけ?」と聞き返される穴場です。ふふふ、ありますよ。15年以上前から。

ローカル飯ネタが続きまーす。クリックお願いしまーす。
ングラライバイパスをマクドナルドからクタ方面へ向かってしばらく進むと、道が大きく右へカーブします。そのカーブに差しかかる左側にあります。ベンケル(バイクの修理工)の隣。バイパスを挟んだ正面には連込み宿で有名なホテルバローカー。パン屋メイの信号まで行くと行きすぎです。

外観はこんな感じ。
横断幕がヨレてて店名読めまぺんw
もっと正面から全体を引いて撮れれば良かったのですが、車の通りが多いバイパスなので私が轢かれる可能性大。
バリ島 チタワルン

昼夕食時だとタクシーが数台止まって、一段下がってるお店はさらに見えにくくなります。タクシーで乗り付ける高級ワルン!ではもちろんなく、運転手さんが食べに来ます。車を停めやすい場所ですもんね。

入ってすぐの調理場兼食材置き場。
ここでオーダーしても、席についてからでもOK。
バリ島 チタワルン

席から見た調理場。
いかにも昔ながらですよね。不潔ではありません。経年劣化で薄汚れてるだけです。。
バリ島 チタワルン

店内めっちゃ狭いです。
センターに大きな8人掛けのテーブルが1つ、左右の壁沿いに3人ほど掛けられるカウンターテーブル。以上!あれ?入口に小さな2人掛けテーブルがあったかも。たぶん詰めて座れば15人は入るはず。でも6人超えるとなんとなく息苦しくなります。
テーブルの上にはクルプック(せんべい)やブア(カットフルーツ)や飲み物がつねに置いてあり、その隙間で食べる感じ。少しずらしてスペースを確保しても大丈夫です。
バリ島 チタワルン

バリ島 チタワルン

座ったところで、メニューはありません。店内どこにもなし!
ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)、ミーゴレン(焼きそば)、ミークア(ラーメン)、チャプチャイ(野菜炒め)、フーヨンハイ(中華風あんかけ玉子焼き)、アヤムゴレン(鶏の唐揚げ)・・・かな。
いつだか「今日はイカンゴレン(魚の唐揚げ)できるよ」と、引き出しから大きな魚が出てきたときは驚きました。当時は冷蔵庫なかったのかも。

この日はフーヨンハイをオーダー。
中華風あんかけ玉子焼きです。
バリ島 チタワルン

アップでもう1枚。
溶き玉子に細かく切った鶏肉やネギなどをまぜ、多めの油でふんわり揚げ焼きに。その上に、甘酢あんかけがかかってます。
外側はややサクッ、中はふわっ。作る人によってちと塩気が多いときもあります。
バリ島 チタワルン

テーブルの上に置いてあるのはトゥム。
左が鶏肉、右は豚肉だか魚(記憶があいまいwいかんせん、ぬーん状態だから)。
バリ島 チタワルン

トゥムの中はこんな感じ。
鶏肉にココナッツミルクとブンブ(調味料)を加え、バナナの葉で包み蒸ししたバリ料理です。インドネシア料理のペペスに似てますけど、バリ特有の「トゥム」だと連呼されました。唐辛子が入っているものの、それほど辛くなく、いろんな調味料とお肉の味がよく合わさって、ご飯が進む1品。これだけ食べるとやや濃いめ。
バリ島 チタワルン

テーブルの上に置いてあるものは断りなく食べて問題ありません。帰りがけに申告して精算します。メニューがないので個々の値段は不明。昔のワルンってどこもそうでしたよね。
白飯とフーヨンハイとトゥム1個とオレンジジュース(砂糖少なめ)で合計Rp20,000(1円=106として約189円)でした。同じものを食べても値段が変わるときがありますが、「そういうもんだ」と思って払ってます。

家人いわく、基本的に食堂は値切れないそうです。高いと思ったら次から行かなければいいだけ。味が気に入って行き続けると常連になって下がることもあります。
市場の食材やカキリマ(屋台)は買う前に値切れます。交渉が決裂したら買わないッ。絶対買わないッ。

なぜこんな超ローカルでマイナー店に足を運ぶかというと、初バリ時に初めて行ったワルンで思い入れがあるからです。
当時サヌール住んでいた日本人友達夫婦に「可愛いスタッフがいるんだよ!」と誘われて行ってみると、目のクリクリしたスタイルの良い10代の女の子が、特に愛想もなく、英語も日本語も話せず、ただ黙々と働いてました。時折見せる笑顔がかわいいー♪ そのイロちゃん会いたさに何度も通い続けた日本人(内2人は女w)。イロちゃん、もう田舎に帰っちゃいましたけど。結婚してお子さん生んで幸せに暮らしてるようです。
オーナーのチタさんはギャニャール出身の女性で踊り子でもあります。祭事があると帰省して踊られるので3日間ぐらい休業になります。ま、開いてるときにぼちぼちと。
そういえば、イロちゃん以降のスタッフも全員女性。女性だけで切り盛りするワルンです。

店名
Warung Cita(ワルン チタ)
URL
なし
料理ジャンル
インドネシア料理(バリ島)
税金・サービス
なし
カード
不可
所在地
Jl.Bypass Ngurah Rai Sanur Bali
電話番号
なし
店休日
不定休(バリヒンドゥの祝祭日ほか)
営業時間
午前10時~午後10時
行き方
ングラライバイパスをマクドナルドからクタ方面へ進み、道が大きく右カーブするあたりの左側(ベッンガンダング2通りを過ぎたすぐ)。ホテルバローカー正面。


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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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