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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

[現在]フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動。

[略歴]百貨店の広告担当、広告代理店のタレントキャスティング、制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナー。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

[趣味]食べ歩き。最近ハマってるのはアシュタンガヨガ。

[バリ歴]1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活。クロボカン端のダルン在住

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はじめてのドゥク

♪ はじめてのドゥク きみとドゥク (『はじめてのチュウ』にのせて)

あ、祈祷師・呪術師のドゥクン(dukun)ではなく、果物ドゥク(duku)の話でござる。
先日友人からいただいて初めて口にしました。

ちなみに祈祷師・呪術師ドゥクンはインドネシアではメジャーな存在です。人々の暮らしに欠かせず、事あるごとに相談に行く方も多いようです。
伝統的な医療や助産を施してもらったり(呪医・助産師)、未来や運勢について占ってもらったり(霊能師・スピリチュアルカウンセラー)、亡くなった方や精霊と交信して言葉を受取ったり(霊媒師)、嫌な人に災厄をもたらすお願いをしたり(黒魔術師)・・・。
バリ島ではバリアンと呼ばれます。

在住友達Mちゃんは、その昔コス(アパート)に住んでいました。ある日泥棒に入られて、戸棚に置いてあった現金ン万円を盗まれてしまいます。周りの勧めもあって、いざドゥクンへ。
「このお香を焚くと犯人が現場に戻ってくる」と言われ、さっそく焚いたところ・・・あまりの煙の多さに、ご近所全員ぞろぞろ集まってきたそうです(爆)その中には犯人と思われる、もともと疑ってた輩もいたとか。

いや、こんな笑い話だけじゃないですけどね。
バリ人は火葬前に亡くなった方と交信して、「棺に入れてほしいもの」などを聞き出します。先日友人のお葬式に参列したのですが、家族の誰も知らない持ち物をズバズバ言い当てたそう。すげー、すげー。
さらに話はズレますが、そのお葬式で棺桶を作った職人さんは普段タトゥー屋(刺青師)ですって。仕事の幅が広いっすね。

今日は「はじめてのチュウ」が頭の中でリピートしそう・・・クリックお願いします。
余談が長くなりつつ(いつものこと)、果物ドゥクについて。
外見はこんな感じ。アップだとジャガイモっぽいかしら?実物は小粒で2~3cm程度です。
バリ島 果物ドゥク

「これってチェルリン(Celuring)かランッサット(Langsat)じゃない?」と思われた方、違いまーーす。
家人は何度も違うっつてんのに「チェルリンだ」と連呼してました。違うっちゅーねん!

こちらが、チェルリン。
バリ島 果物ドゥク

これが、ランッサット。
バリ島 果物ドゥク

写真見ても違いが全然わからないですよね?私もまったくわかりません。
ドゥクはスマトラ島南東部パレンバンでしか採れず、バリ島の市場に出回ることはほぼないそうです。先述のバドゥン市場 にも売ってないんですって。んじゃどこで買うかというと道沿いの軽トラ。旬の時期に山積みで売りに来てます。チェルリンとランッサットは市場にあります。

ほかにも3種の違いを聞いたので、一覧表にしました。
名称大量摂取価格(旬にローカルが購入した場合)
ドゥク厚い甘い問題なし一番高い。1kg: Rp20,000程度
チェルリン薄い甘酸っぱい体熱が上がる安い。1kg: Rp8,000程度
ランッサット厚い酸っぱい体熱が上がる不明

ドゥクの中身はこんな感じ。
ぷるるんとしたゼリーっぽい実が入っています。
食感はライチやランブータンに似ていて、味はライチにグレープフルーツを足して、全体を薄ーくした感じ。さっぱりとした甘さと、ほんの少し渋みというかエグ味があります。
バリ島 果物ドゥク

感動するほどおいしいものではないですが、食べ始めると止まらなくなります。話ながらどんどん剥いちゃって。

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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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