
高円寺で楽しむバリ料理、カフェ バリ チャンプル
東京で「バリ飯、食いてぇぇーー!」と悶えたときにおすすめしたいのが、青山のブリマデと高円寺のカフェバリチャンプル。
ほかにも個性的でおいしいインドネシアレストランはいくつかありますが、上記2店はバリ人による本場バリ料理店です。さすがにバリ名物のバビグリン(豚の丸焼き)はないけどねw 丸々1匹の屠殺は国内で基本NGだとか。
カフェバリチャンプルは、丸ノ内線の新高円寺駅から徒歩2分、JR中央線・総武線の高円寺駅から徒歩8分、ルック通り沿い三平ストア正面の2階にあります。
この看板が目印。
手作り感満載です。賑やかで楽しい雰囲気が伝わってきますね。

ちょっとボケちゃってるけど、入口はこんな感じ。

1階は焼き鳥屋さん。たしかコロッケやメンチも売ってます。
階段を上り、右側がチーズケーキとアルコール(すごいコラボだなw気になる)のカフェバー月のみち、左側がバリチャンプルです。
ほかにも個性的でおいしいインドネシアレストランはいくつかありますが、上記2店はバリ人による本場バリ料理店です。さすがにバリ名物のバビグリン(豚の丸焼き)はないけどねw 丸々1匹の屠殺は国内で基本NGだとか。
カフェバリチャンプルは、丸ノ内線の新高円寺駅から徒歩2分、JR中央線・総武線の高円寺駅から徒歩8分、ルック通り沿い三平ストア正面の2階にあります。
この看板が目印。
手作り感満載です。賑やかで楽しい雰囲気が伝わってきますね。

ちょっとボケちゃってるけど、入口はこんな感じ。

1階は焼き鳥屋さん。たしかコロッケやメンチも売ってます。
階段を上り、右側がチーズケーキとアルコール(すごいコラボだなw気になる)のカフェバー月のみち、左側がバリチャンプルです。
日本でバリ島ブームを!と思った方はクリックお願いします。
階段の壁面には、美しい風景写真が数枚飾ってあります。これはビーチで行われたお祭りの様子。登ってるときからバリ気分アゲアゲに。

たぶん(確実に)間違わないと思いますが、このドアを開けてくださいね。

開けると、そこは一気にバリ島~~~☆
入って右側。センターにはバロンさん、壁面いっぱいに素敵なモダンバリアートが飾られています。

ここは、2人掛け長椅子×2つ、2人用テーブル×3台、1人用椅子×3脚。最大7人OK。
別の角度から。

左側の手前。3人掛けられるベンチシート。

左奥の窓際。同じく3人掛けられるベンチシート。

座席は以上。
店内、せまっ!
15人も入ればいっぱいの小さなお店です。
でもテーブルレイアウトをL字にすると最大30人収容可ですって。入るもんだねぇ。1週間前までに予約すれば貸切にしてくれるそうです。「当日は無理ね」って。うん、たしかに。
オーナー兼シェフのペタさん。呼び名はペタン出身だから。わかりやすぅ~。
日本に住むバリ人は出身地や現住所で新たなアダ名がついたりします。ヌサペニダ出身だとヌサさんとか。チャングーさんもいたな。
ペタさんは高校までペタンに住み、卒業後はウブドで絵を描いていたアーティスト。店内の絵画はすべて彼の作品です。

気に入った絵は購入できます。ところどころ値段が貼ってありますが・・・値引き交渉可だって(笑)あえてのバリスタイル。いくらの価値を付けるかは画家と客で決めるんですね。
食事は定価です。値引き不可。たしかに現地でもそうですもんね。
最近絵が売れ始めて、さらに某所の協賛か後援による展覧会の話が出てるそうな。実現すると良いですね。そしたら観に行こう、そうしよう。

キッチンの上には、食品衛生責任者のプレートが貼ってあります。
なんとペタさんご本人が取得!すごーーーい。専門用語含む日本語の文章がバリバリ読めるのかと思ったら、試験官と対による口頭受験だったそうです。それでもすごい。全部日本語だし。「1つの質問に、a~dの4択式でね。たとえば調理場にまな板はいくつ必要か?とか。答えは2つ以上。肉魚用と野菜用ね」ですって。あたしゃ全然わからんわ。生粋の日本人なのにw

ちなみにお名前からバリヒンドゥ教徒の男性だとすぐわかります。カーストがあるので平民に限ってですが・・・
先頭のIは男性、Niは女性を表します。最近は地域によって付いたり付かなかったり。
次のKetutは第四子を表します。男女関係なく、第一子だとワヤン、プトゥ、ヌガなど。第二子はマデ、カデなど。第三子がニョマン、コマン。第四子はクトゥッ。第五子はまたワヤンやプトゥに戻り、第六子はマデかカデ・・・エンドレスループ。兄弟が多いご家族はワヤンやマデだらけになります。
最後のSuarianaがペタンさんの個人名。ヒンドゥ男性は母音がアで終わることが多く、ヒンドゥ女性はイ。ムスリム男性はオかン(おかんじゃないYO!)、ムスリム女性はウ、たまにイ。絶対じゃないけども。たとえば、ヒンドゥ男性だとエカ、ムスリム男性はエコです。クリスチャンや仏教徒はこの法則に則ってません。それと、先述のアダ名もあるからフルネームを訊かないと区別つかないです。
話戻って。
カフェバリチャンプルのメニューです。
クルプック(揚げせんべい)は、一般的なウダン(えび)だけでなく、ほろ苦さが魅力のメリンジョ(木の実)や、パリパリで脂の乗ったバビ(豚の皮)もあります。
串焼きはポピュラーなサテアヤム(焼き鳥)のピーナッツソースがけ、バリ名物のサテリリッ(つくね)ほか。

お肉は、鶏と豚。アヤムゴレン(唐揚げ)やラワール(ココナッツ和え)など。

お魚はなんと川魚のグラメ!海魚はたくさんありますが、川魚って日本だと難しくないですか?訊いたら台湾から取り寄せてるんですって。

いろんなおかずが少しずつ食べられるナシチャンプル、バリ風チャーハンのナシゴレンもちろんあります。

はて?肉や魚メニューにちょいちょい出てくる「ストレス」って何?アヤムストレスとかグラミストレスとか。そんなのバリにあったっけ?
またまたペタさんに訊いたところ、「オープンしたての頃、お試しでランチを買いに来るお客さんの数が半端なくて。嬉しいんだけど、ご飯なくなっちゃったりしてパニックになった。途中からお客さんにお金渡して『ご飯はそのへん(三平ストアかコンビニ)で買って』ってお願いしたんだけど(笑)終日1人なのもすごくストレスで。それで辛いメニュー作るときに名づけたら、バリ人に人気が出た」と。プライベートな理由がメニュー名に!雑すぎるだろ、それ。ウケるー。
ランチメニューはこちら。

ナシゴレン、700円。ナシチャンプル、800円。ココナッツカレー、700円。ミーゴレン、700円。安っ。
高円寺界隈ではこのあたりがランチの相場だそうな。
あてくし、まずはジンジャーティをオーダー。400円。
がっつりどっぷりショウガ入ってます。飲んだ瞬間、のどがスーッというかカーッとなるほど。日本のカフェのだと、ほのかにする程度ですが、ここのはパンチ効いてます。砂糖なしなのも嬉しいところ。バリだとショウガに勝る甘さだったりしますから。

今回ご一緒したもっと!おいしいインドネシア料理ブログの百合さんはバナナジュース。400円。
「作って余ったからサービス」と1.5杯分きました(笑)

続いて、百合さんが頼んだグラメゴレン。1,200円。
魚、デカっ!皮はパリパリ、身はふんわり。別添えのサンバルストレスはびっくりするほどのパンチ力。ジンジャーティどころじゃないです。耳かき程度の量を付けただけで舌の先がヒリヒリしちゃったもん、私。辛い物好きさんにはたまらないと思います。

サービスでサンバルマタも付けてくれました。レモングラスとバワンメラの爽やかな風味でおいしいわー。
私は王道のナシチャンプルをチョイス。1,000円。
真ん中の上から時計回りに、ラワール(豚肉のココナッツ和え)、サンバル、アヤムゴレン(唐揚げ)、サテリリッ(鶏肉のつくね)、ガドガド(温野菜のピーナッツソースがけ)、クルプックウダン(揚げえびせん)、ペペスバビ(豚肉のバナナ包み)、サンバルマタ、ご飯。
う、うまい。バリ料理なのでどれも甘すぎずスパイシー。ジャワ系だと若干甘めです。

実はラワール大好きでして。ナシチャンプルのおかずに無い日でも(日によっておかずが変わる)、何度か頼んで入れてもらいました。先日はクライアントとの飲み会に差入れで持って行きたくて、営業時間外の夕方5時にこれまた頼んで取りに行く暴挙に。すみません、常連のヨシミで。ペタさん、いつも快く受けてくださってありがたいです。おかげでクライアントたちに大好評♪「このお店、みんなで行こうよ!」とまで言ってもらえるほどに。ありがたや。人数多いんだけどな。
食事後には紅茶とコーヒーを追加注文。
こちらのヒドイ発音の「Teh」が聞き取れなかったらしく、「ん?」と言われちゃいましたよ。日本人は語尾のhの鼻に抜ける音が難しいんですってば。
紅茶、300円。ウォーマー付wきゃわいい。

バリコーヒー、400円。

ペタさんが都内のインドネシアレストランを辞めて独立する右も左もわからない状態だった時、ブリマデのマデさんがイチから惜しむことなくノウハウを教えてくださったそうです。どこで何を仕入れられるとか、どうプロモーションすれば良いかとか。「同業なのに、気持ち良く教えてくれたマデには今でもとても感謝してる。ずっとブリマデが人気であってほしい」と以前語ってくれました。そんなこと言えちゃう、ペタさんも良いヤツだNE!

たぶん(確実に)間違わないと思いますが、このドアを開けてくださいね。

開けると、そこは一気にバリ島~~~☆
入って右側。センターにはバロンさん、壁面いっぱいに素敵なモダンバリアートが飾られています。

ここは、2人掛け長椅子×2つ、2人用テーブル×3台、1人用椅子×3脚。最大7人OK。
別の角度から。

左側の手前。3人掛けられるベンチシート。

左奥の窓際。同じく3人掛けられるベンチシート。

座席は以上。
店内、せまっ!
15人も入ればいっぱいの小さなお店です。
でもテーブルレイアウトをL字にすると最大30人収容可ですって。入るもんだねぇ。1週間前までに予約すれば貸切にしてくれるそうです。「当日は無理ね」って。うん、たしかに。
オーナー兼シェフのペタさん。呼び名はペタン出身だから。わかりやすぅ~。
日本に住むバリ人は出身地や現住所で新たなアダ名がついたりします。ヌサペニダ出身だとヌサさんとか。チャングーさんもいたな。
ペタさんは高校までペタンに住み、卒業後はウブドで絵を描いていたアーティスト。店内の絵画はすべて彼の作品です。

気に入った絵は購入できます。ところどころ値段が貼ってありますが・・・値引き交渉可だって(笑)あえてのバリスタイル。いくらの価値を付けるかは画家と客で決めるんですね。
食事は定価です。値引き不可。たしかに現地でもそうですもんね。
最近絵が売れ始めて、さらに某所の協賛か後援による展覧会の話が出てるそうな。実現すると良いですね。そしたら観に行こう、そうしよう。

キッチンの上には、食品衛生責任者のプレートが貼ってあります。
なんとペタさんご本人が取得!すごーーーい。専門用語含む日本語の文章がバリバリ読めるのかと思ったら、試験官と対による口頭受験だったそうです。それでもすごい。全部日本語だし。「1つの質問に、a~dの4択式でね。たとえば調理場にまな板はいくつ必要か?とか。答えは2つ以上。肉魚用と野菜用ね」ですって。あたしゃ全然わからんわ。生粋の日本人なのにw

ちなみにお名前からバリヒンドゥ教徒の男性だとすぐわかります。カーストがあるので平民に限ってですが・・・
先頭のIは男性、Niは女性を表します。最近は地域によって付いたり付かなかったり。
次のKetutは第四子を表します。男女関係なく、第一子だとワヤン、プトゥ、ヌガなど。第二子はマデ、カデなど。第三子がニョマン、コマン。第四子はクトゥッ。第五子はまたワヤンやプトゥに戻り、第六子はマデかカデ・・・エンドレスループ。兄弟が多いご家族はワヤンやマデだらけになります。
最後のSuarianaがペタンさんの個人名。ヒンドゥ男性は母音がアで終わることが多く、ヒンドゥ女性はイ。ムスリム男性はオかン(おかんじゃないYO!)、ムスリム女性はウ、たまにイ。絶対じゃないけども。たとえば、ヒンドゥ男性だとエカ、ムスリム男性はエコです。クリスチャンや仏教徒はこの法則に則ってません。それと、先述のアダ名もあるからフルネームを訊かないと区別つかないです。
話戻って。
カフェバリチャンプルのメニューです。
クルプック(揚げせんべい)は、一般的なウダン(えび)だけでなく、ほろ苦さが魅力のメリンジョ(木の実)や、パリパリで脂の乗ったバビ(豚の皮)もあります。
串焼きはポピュラーなサテアヤム(焼き鳥)のピーナッツソースがけ、バリ名物のサテリリッ(つくね)ほか。

お肉は、鶏と豚。アヤムゴレン(唐揚げ)やラワール(ココナッツ和え)など。

お魚はなんと川魚のグラメ!海魚はたくさんありますが、川魚って日本だと難しくないですか?訊いたら台湾から取り寄せてるんですって。

いろんなおかずが少しずつ食べられるナシチャンプル、バリ風チャーハンのナシゴレンもちろんあります。

はて?肉や魚メニューにちょいちょい出てくる「ストレス」って何?アヤムストレスとかグラミストレスとか。そんなのバリにあったっけ?
またまたペタさんに訊いたところ、「オープンしたての頃、お試しでランチを買いに来るお客さんの数が半端なくて。嬉しいんだけど、ご飯なくなっちゃったりしてパニックになった。途中からお客さんにお金渡して『ご飯はそのへん(三平ストアかコンビニ)で買って』ってお願いしたんだけど(笑)終日1人なのもすごくストレスで。それで辛いメニュー作るときに名づけたら、バリ人に人気が出た」と。プライベートな理由がメニュー名に!雑すぎるだろ、それ。ウケるー。
ランチメニューはこちら。

ナシゴレン、700円。ナシチャンプル、800円。ココナッツカレー、700円。ミーゴレン、700円。安っ。
高円寺界隈ではこのあたりがランチの相場だそうな。
あてくし、まずはジンジャーティをオーダー。400円。
がっつりどっぷりショウガ入ってます。飲んだ瞬間、のどがスーッというかカーッとなるほど。日本のカフェのだと、ほのかにする程度ですが、ここのはパンチ効いてます。砂糖なしなのも嬉しいところ。バリだとショウガに勝る甘さだったりしますから。

今回ご一緒したもっと!おいしいインドネシア料理ブログの百合さんはバナナジュース。400円。
「作って余ったからサービス」と1.5杯分きました(笑)

続いて、百合さんが頼んだグラメゴレン。1,200円。
魚、デカっ!皮はパリパリ、身はふんわり。別添えのサンバルストレスはびっくりするほどのパンチ力。ジンジャーティどころじゃないです。耳かき程度の量を付けただけで舌の先がヒリヒリしちゃったもん、私。辛い物好きさんにはたまらないと思います。

サービスでサンバルマタも付けてくれました。レモングラスとバワンメラの爽やかな風味でおいしいわー。
私は王道のナシチャンプルをチョイス。1,000円。
真ん中の上から時計回りに、ラワール(豚肉のココナッツ和え)、サンバル、アヤムゴレン(唐揚げ)、サテリリッ(鶏肉のつくね)、ガドガド(温野菜のピーナッツソースがけ)、クルプックウダン(揚げえびせん)、ペペスバビ(豚肉のバナナ包み)、サンバルマタ、ご飯。
う、うまい。バリ料理なのでどれも甘すぎずスパイシー。ジャワ系だと若干甘めです。

実はラワール大好きでして。ナシチャンプルのおかずに無い日でも(日によっておかずが変わる)、何度か頼んで入れてもらいました。先日はクライアントとの飲み会に差入れで持って行きたくて、営業時間外の夕方5時にこれまた頼んで取りに行く暴挙に。すみません、常連のヨシミで。ペタさん、いつも快く受けてくださってありがたいです。おかげでクライアントたちに大好評♪「このお店、みんなで行こうよ!」とまで言ってもらえるほどに。ありがたや。人数多いんだけどな。
食事後には紅茶とコーヒーを追加注文。
こちらのヒドイ発音の「Teh」が聞き取れなかったらしく、「ん?」と言われちゃいましたよ。日本人は語尾のhの鼻に抜ける音が難しいんですってば。
紅茶、300円。ウォーマー付wきゃわいい。

バリコーヒー、400円。

ペタさんが都内のインドネシアレストランを辞めて独立する右も左もわからない状態だった時、ブリマデのマデさんがイチから惜しむことなくノウハウを教えてくださったそうです。どこで何を仕入れられるとか、どうプロモーションすれば良いかとか。「同業なのに、気持ち良く教えてくれたマデには今でもとても感謝してる。ずっとブリマデが人気であってほしい」と以前語ってくれました。そんなこと言えちゃう、ペタさんも良いヤツだNE!
- 店名
- Cafe Bali Campur(カフェ バリ チャンプル)
- URL
- https://www.facebook.com/japancafe.balicampurtokyo?pnref=story
- http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13111224/(食べログ)
- 料理ジャンル
- インドネシア料理(バリ島)
- 税金
- 込み
- カード
- 不可
- 所在地
- 東京都杉並区高円寺南2-20-15 2F
- 電話番号
- 03-3314-0320
- 店休日
- 月曜定休(祝日も休み)
- 営業時間
- ランチ 午後12時~3時/ディナー 午後6時~11時
- 行き方
- 1.丸ノ内線 新高円寺駅2番出口からルック通りに入り、200mほど進んだ右手。
- 2.JR高円寺駅南口からパル商店街に入り、ひたすら直進。700mほど進んだ左手。
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