
【ワルン?】鶏系ラーメンが普通においしい「源次郎」【NEW!】
ちょっと、奥さん。
クロボカンのJl. Raya Semerに2022年11月下旬オープンした「Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)」。もう行かれました?
周辺のワルンに比べるとガラス張りだし、机も椅子もキレイそうですが、レストランほどオサレ感やトレンディ感はなく。どことなくローカル臭が漂います。
もしや日本のラーメンじゃなくて、インドネシアのミー(麺)じゃない?
思い切って入ったところ…


ジャカルタ人シェフによる鶏ベースのラーメン屋さんでした。
東京で1年半ほど働き、うち半年間ほどラーメン店に勤務。
たった半年の修行なのに、鶏のみで豚なしなのに、普通に旨い!しかも安い!!
ぶっちゃけ、“飛び抜けて”とか、“感動的に”といえるレベルまでは達してないです。よって日本のラーメン激戦区にお住まいの旅行者がわざわざ足を運ぶほどではないかと。
いわゆる「懐かしい中華そばを食べたい!」てな長期滞在・在住さんに、トラディッショナルシリーズをおすすめします。
「Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)」ってどこに出来たのさ?ここだよ、ここ!
Jl. Raya Semerの人気和食店「クンティ3(Kunti 3 Sushi Bar) 」や「石庭(Seki Tei Sushi & Kushiyaki)」をやや南下したほんのりカーブ沿いに、ひっそり建っています。
日の丸とラーメン丼ぶりをあしらった看板が目印。
この箸の向きだと左利き用だけどな(細かいツッコミ)。

かつてイタリアンパスタとパニーニ屋があったんですよね。コロナ中に撤退して、しばらく空き店舗になっていましたが、向かって左側にフランチャイズ紅茶店「Menantea(メナンティー)」、右側に新しく「Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)」がオープンしました。
店頭スぺースに停められます。
バイクがなければ車は2台並ぶ感じかな。バイクはそのわきに。

日本人はともかく、北欧系の青い瞳の方々にはまぶしすぎるかも?彼らはやや暗めなライトや間接照明がお好きです。
チャングー周辺には薄暗いレストランが多く、あたくしはメニューさえ見えないときがあるんですけどね。理由は瞳の虹彩の差だとか。へー。
・NIKKEI STYLE:だてじゃありません、サングラス 青い瞳に秘密
昼間は省エネなのか、暗~く見えます。
開いてるのか閉まってるのかわからん(笑)よく見ると「BUKA(OPEN)」の札が出てます。


その手前にカウンター席、背もたれなしの4席。
さらに2人掛けが6テーブル分。

机も椅子は木製のしっかりした作りです。座ってもガタガタ揺れません。ローカルワルンと違って良いですわよ。
ただ、テーブルの上にあるプラスティック製ティッシュケースのせいか、並んでるサンバルのせいか、やっぱりローカル感は消えません。
フロアとレジ担当は女性2人。たぶん奥様とその姉妹じゃないかと。
男性の1人が葛西駅近くにお住まいだったそうです。えぇ、日本語は話せます。敬語もそれなりに。
「葛西って千葉でしたっけ?」と聞いてしまいましたが、東京江戸川区なんですね。失礼しました。あのあたりも近年ラーメン激戦区になってますよね。
・Retty:葛西駅でラーメン通がオススメする人気ラーメン店20選
ラーメンは大きく分けて2種類。
オリジナル=鶏白湯(トリパイタン)、トラディショナル=鶏ガラ+α。
すべてに、鶏チャーシュー、チンゲン菜、えのき、海苔、ねぎ、なるとが載ってます。
醤油、塩、味噌の3種類。


これらにトッピングで煮玉子を加えるとプラスRp5,000(約45円)、スパイシーも+Rp5,000(同)、チキンカツ+15,000(約136円)。
醤油、塩の2種類。

煮玉子やスパイシーはプラスRp6,000(約55円)。なぜかオリジナルよりRp1,000高いです。チキンカツは同額。
トラディッショナルをベースにしたスパイシーもあります。

スパイシーは煮玉子入りなんですね。
サイドは鶏唐揚げ、鶏餃子、たこ焼きなど。すべて牛と鶏肉です。

バーと名乗っていますが、アルコールはビンタンビールしかありません。そのうちワインやウイスキー類が並ぶのか…たぶんないな。豚を扱わないムスリムですから、アルコールも慎重かと。
アイスお茶 Rp10,000(約91円)、オレンジジュース Rp12,000(約109円)。安くね?

お茶は粉末の抹茶入りなのか香ばしくて苦みもあっておいしいです。よく冷えてます。1万でこれはお得。

器ちっせーし、醤油だけでラー油なし?お酢は??好みの味にしたいのに。
ブツブツ言いつつ食べてみたら…めっちゃお肉ぎっしり。しょうが効いてて、鶏だけなのにコクがあって、肉汁出るし、普通に旨い!
欲をいえば、もう少し皮をしっかり焼いてほしかったです。パリパリが食べたい。でも焼きすぎると中が硬くなるのかしら?
次は揚げを頼んでみようと思います。

鶏白湯+醤油のスープは、なめらかさに加えて香ばしさがあります。でもしつこくない。
麺は中太ストレート。クセがなく、スープによく絡んで食べやすい。
鶏肉はゆでて切ってます。臭みがまったくなく、味付きじゃないので、これまたスープと相性よし。
なるとは薄ーーいです。透けそう。あの食感を楽しみ方には物足りないかと。
煮玉子は適度な味付で、半熟よりは若干かため。まぁ生卵、怖いですもんね、インドネシア。
野菜は日本より少なめ。もっとドバッと載せてほしいです。二郎系ほどマシマシじゃなくても好みでオーダーしたい。と言ったら、「注文の時に言ってくれれば増減しますよ」ですって。量によっては値段も増えるかも(たぶん減はなし)。
家人が頼んだオリジナル味噌+チキンカツ、Rp73,000(約664円)。

ラーメンに揚げたカツが載ってる必要ある?と思ってしまうのですが、インドネシア人は好きだと思います。コレステロールとか中性脂肪とか気にしない人向け。
鶏白湯+味噌スープはニンニクた~っぷり。クリーミーというかミルキーというか。牛乳か豆乳入ってるのかと勘違いするほど。かなり甘め。味噌自体が甘いんか?もう少し塩気があっても良いかと。でもちゃんと日本風味噌ラーメンの味がします。
ちなみにすでに味噌の在庫がなく、ジャカルタから取り寄せ中だとか。
醤油と塩を頼んでみました。各ハーフサイズで、Rp27,000(約245円)とRp28,000(約255円)

これ、ベースは同じなんですって。塩が基本で、そこに醤油を加えて作ります。
塩はやや味薄めかな。食べ比べると、ですが。
醤油は定番の味でめっちゃ好みでした。いわゆる「中華そば」だそうです。
両方ペロリと食べちゃいました。ハーフ2つ、いいな。
この味とクオリティで、この価格は、気軽に行けるラーメン屋としてあり!
うちからだと渋滞を避けられるエリアですし。
厨房の方がラーメンもろもろ詳しく教えてくださり、感じ良かったです(もちろん日本語で)。
他店の日本人シェフもそうですが、みなさんわりと隠さずフレンドリーに話してくださるんですよね。聞いてると楽しくて、つい長居しちゃいます。おかげであちこちに知り合いができました。
まぁ、あてくしは食べる専門(笑)作り方を聞いたところで作りませんわよ。たまにSNSやブログに書いて紹介する程度です。
島内のラーメンについてはランク付けするとカドが立ちそうなので、そのうちお気に入りをいくつかまとめて載せようと思います。
では、ごきげんよう。
クロボカンのJl. Raya Semerに2022年11月下旬オープンした「Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)」。もう行かれました?
周辺のワルンに比べるとガラス張りだし、机も椅子もキレイそうですが、レストランほどオサレ感やトレンディ感はなく。どことなくローカル臭が漂います。
もしや日本のラーメンじゃなくて、インドネシアのミー(麺)じゃない?
思い切って入ったところ…


ジャカルタ人シェフによる鶏ベースのラーメン屋さんでした。
東京で1年半ほど働き、うち半年間ほどラーメン店に勤務。
たった半年の修行なのに、鶏のみで豚なしなのに、普通に旨い!しかも安い!!
ぶっちゃけ、“飛び抜けて”とか、“感動的に”といえるレベルまでは達してないです。よって日本のラーメン激戦区にお住まいの旅行者がわざわざ足を運ぶほどではないかと。
いわゆる「懐かしい中華そばを食べたい!」てな長期滞在・在住さんに、トラディッショナルシリーズをおすすめします。
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ロケーション
「Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)」ってどこに出来たのさ?ここだよ、ここ!
Jl. Raya Semerの人気和食店「クンティ3(Kunti 3 Sushi Bar) 」や「石庭(Seki Tei Sushi & Kushiyaki)」をやや南下したほんのりカーブ沿いに、ひっそり建っています。
日の丸とラーメン丼ぶりをあしらった看板が目印。
この箸の向きだと左利き用だけどな(細かいツッコミ)。

店舗詳細
かつてイタリアンパスタとパニーニ屋があったんですよね。コロナ中に撤退して、しばらく空き店舗になっていましたが、向かって左側にフランチャイズ紅茶店「Menantea(メナンティー)」、右側に新しく「Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)」がオープンしました。
店頭スぺースに停められます。
バイクがなければ車は2台並ぶ感じかな。バイクはそのわきに。
◆外観
前面ガラス張りで、夜は煌々と明かりが灯っています。木製のサッシと店名の入った赤い暖簾(のれん)が引き立ちますね。
日本人はともかく、北欧系の青い瞳の方々にはまぶしすぎるかも?彼らはやや暗めなライトや間接照明がお好きです。
チャングー周辺には薄暗いレストランが多く、あたくしはメニューさえ見えないときがあるんですけどね。理由は瞳の虹彩の差だとか。へー。
・NIKKEI STYLE:だてじゃありません、サングラス 青い瞳に秘密
昼間は省エネなのか、暗~く見えます。
開いてるのか閉まってるのかわからん(笑)よく見ると「BUKA(OPEN)」の札が出てます。

◆内観
ドアを開けると正面に厨房。赤い暖簾と提灯が飾られています。
その手前にカウンター席、背もたれなしの4席。
さらに2人掛けが6テーブル分。


机も椅子は木製のしっかりした作りです。座ってもガタガタ揺れません。ローカルワルンと違って良いですわよ。
ただ、テーブルの上にあるプラスティック製ティッシュケースのせいか、並んでるサンバルのせいか、やっぱりローカル感は消えません。
◆シェフ
厨房には男性2人。どちらもジャカルタご出身。フロアとレジ担当は女性2人。たぶん奥様とその姉妹じゃないかと。
男性の1人が葛西駅近くにお住まいだったそうです。えぇ、日本語は話せます。敬語もそれなりに。
「葛西って千葉でしたっけ?」と聞いてしまいましたが、東京江戸川区なんですね。失礼しました。あのあたりも近年ラーメン激戦区になってますよね。
・Retty:葛西駅でラーメン通がオススメする人気ラーメン店20選
メニューと価格と感想
ラーメンは大きく分けて2種類。
オリジナル=鶏白湯(トリパイタン)、トラディショナル=鶏ガラ+α。
すべてに、鶏チャーシュー、チンゲン菜、えのき、海苔、ねぎ、なるとが載ってます。
◆オリジナル(鶏白湯)
オリジナルは鶏の骨などを数時間じっくり煮込み、濃厚でコクのある白濁スープに仕上げたそうです。醤油、塩、味噌の3種類。



- 醤油:Rp55,000(1円=Rp110として約500円)
- 塩:Rp56,000(約509円)
- 味噌:Rp58,000(約527円)
これらにトッピングで煮玉子を加えるとプラスRp5,000(約45円)、スパイシーも+Rp5,000(同)、チキンカツ+15,000(約136円)。
◆トラディショナル(鶏ガラ+α)
トラディショナルは鶏ガラに野菜を加えて、かつおぶしと昆布で出汁を取っているとのこと。醤油、塩の2種類。


- 醤油:Rp50,000(約455円)
- 塩:Rp52,000(約473円)
煮玉子やスパイシーはプラスRp6,000(約55円)。なぜかオリジナルよりRp1,000高いです。チキンカツは同額。
トラディッショナルをベースにしたスパイシーもあります。

- レベル3:Rp58,000(約527円)
- レベル5:Rp62,000(約564円)
スパイシーは煮玉子入りなんですね。
◆丼ぶり・サイドメニュー
丼ものはカレーにかつ丼。サイドは鶏唐揚げ、鶏餃子、たこ焼きなど。すべて牛と鶏肉です。


バーと名乗っていますが、アルコールはビンタンビールしかありません。そのうちワインやウイスキー類が並ぶのか…たぶんないな。豚を扱わないムスリムですから、アルコールも慎重かと。
食べたもの
◆ドリンク
まずは飲み物が来ました。プラスチック製の大きなグラスになみなみと。アイスお茶 Rp10,000(約91円)、オレンジジュース Rp12,000(約109円)。安くね?

お茶は粉末の抹茶入りなのか香ばしくて苦みもあっておいしいです。よく冷えてます。1万でこれはお得。
◆餃子
続いて餃子、Rp30,000(約273円)。焼きと揚げが選べます。
器ちっせーし、醤油だけでラー油なし?お酢は??好みの味にしたいのに。
ブツブツ言いつつ食べてみたら…めっちゃお肉ぎっしり。しょうが効いてて、鶏だけなのにコクがあって、肉汁出るし、普通に旨い!
欲をいえば、もう少し皮をしっかり焼いてほしかったです。パリパリが食べたい。でも焼きすぎると中が硬くなるのかしら?
次は揚げを頼んでみようと思います。
◆オリジナルラーメン
あてくしが頼んだオリジナル醤油+煮玉子、Rp60,000(約545円)
鶏白湯+醤油のスープは、なめらかさに加えて香ばしさがあります。でもしつこくない。
麺は中太ストレート。クセがなく、スープによく絡んで食べやすい。
鶏肉はゆでて切ってます。臭みがまったくなく、味付きじゃないので、これまたスープと相性よし。
なるとは薄ーーいです。透けそう。あの食感を楽しみ方には物足りないかと。
煮玉子は適度な味付で、半熟よりは若干かため。まぁ生卵、怖いですもんね、インドネシア。
野菜は日本より少なめ。もっとドバッと載せてほしいです。二郎系ほどマシマシじゃなくても好みでオーダーしたい。と言ったら、「注文の時に言ってくれれば増減しますよ」ですって。量によっては値段も増えるかも(たぶん減はなし)。
家人が頼んだオリジナル味噌+チキンカツ、Rp73,000(約664円)。

ラーメンに揚げたカツが載ってる必要ある?と思ってしまうのですが、インドネシア人は好きだと思います。コレステロールとか中性脂肪とか気にしない人向け。
鶏白湯+味噌スープはニンニクた~っぷり。クリーミーというかミルキーというか。牛乳か豆乳入ってるのかと勘違いするほど。かなり甘め。味噌自体が甘いんか?もう少し塩気があっても良いかと。でもちゃんと日本風味噌ラーメンの味がします。
ちなみにすでに味噌の在庫がなく、ジャカルタから取り寄せ中だとか。
◆トラディッショナルラーメン
正統派ラーメンの味が知りたくて2日後に再訪。醤油と塩を頼んでみました。各ハーフサイズで、Rp27,000(約245円)とRp28,000(約255円)


これ、ベースは同じなんですって。塩が基本で、そこに醤油を加えて作ります。
塩はやや味薄めかな。食べ比べると、ですが。
醤油は定番の味でめっちゃ好みでした。いわゆる「中華そば」だそうです。
両方ペロリと食べちゃいました。ハーフ2つ、いいな。
感想まとめ
この味とクオリティで、この価格は、気軽に行けるラーメン屋としてあり!
うちからだと渋滞を避けられるエリアですし。
厨房の方がラーメンもろもろ詳しく教えてくださり、感じ良かったです(もちろん日本語で)。
他店の日本人シェフもそうですが、みなさんわりと隠さずフレンドリーに話してくださるんですよね。聞いてると楽しくて、つい長居しちゃいます。おかげであちこちに知り合いができました。
まぁ、あてくしは食べる専門(笑)作り方を聞いたところで作りませんわよ。たまにSNSやブログに書いて紹介する程度です。
島内のラーメンについてはランク付けするとカドが立ちそうなので、そのうちお気に入りをいくつかまとめて載せようと思います。
では、ごきげんよう。
- 店名
- Genjiro Ramen Bar(源次郎ラーメンバー)
- URL
- https://www.instagram.com/genjiroramen/
- ジャンル
- 和食(ラーメン・丼)
- 所在地
- Jl. Raya Semer No.73 Kerobokan Bali
- 地図
- 電話番号
- 海外から:+62-812-8020-8044
- バリ島内:0812-8020-8044
- 店休日
- 未定
- 営業時間
- 午前10時~午後9時
- 予算
- Rp50,000~73,000程度(ラーメン1杯あたり)
- 税金・サービス料
- なし(現時点)
- 支払方法
- 現金(ルピア) ※クレジットカードは申請中
- 言語
- 英語:〇、インドネシア語:〇、日本語:△(スタッフ1人のみ)
- 席予約
- 可
- デリバリー
- 未確認
- ドレスコード
- なし
- Wifi
- 未確認
- たばこ
- 店外で喫煙可
- 駐車輪場
- 車:1~2台(店頭)、バイク:あり(店頭)
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