
【バリ島】ウォームアップバケーションの4ホテルを見学
地球のみなさん、こんにちは(どこから目線だYO!)
こんな世相にも拘わらず、バリ島からの入国を狙うあなたのため…ではなく自分のために先日ウォームアップバケーション対象の4ホテルを見学してきましたの。
取材ではなく、ブロガーとも名乗らなかったので(自分をブロガーだと思ってないYO!)、素の対応をしてもらえてそれぞれのホテルがよくわかりました。ふふふのふ。
まずは「バリでの検疫」と「ウォームアップバケーション」について、先日のブログに書いたものをおさらいしましょう。
現在バリ州への直接入国はジャカルタやリアウと同じく「検疫施設での隔離」が義務付けられています。
隔離期間はワクチン全量(通常2回)接種者が4泊5日(5×24時間)、
1回の接種者は6泊7日(7×24時間)です。
到着後の検疫施設として州政府に承認されているのは、2/11時点で65ホテルです。すべて政府指定アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」のe-HACに登録されています。
承認ホテル以外での検疫はできません。州内に自宅がある方もいったんホテルで指定期間を過ごしたあと帰宅となります。
検疫施設は今後増える可能性もあります。気になる方は下記のページをこまめにチェック☆
・バリ州政府観光局(以下英語):バリ州の検疫ホテルリスト
「ウォームアップバケーションとは、インドネシアの健康規格と旅行規制を遵守しながら、高級ホテルでの短期滞在を楽しむプラン。選択したホテルの専用施設の中で快適に過ごせます。美しい景色を眺めながらヨガや瞑想などの健康活動に参加したり、絵画やさまざまなボードゲームなどで創造性を刺激したり、アクティビティを用意しているホテルもあります」だそうな。
「一部または全部をクローズド=通称バブルエリアにすることで専用敷地を確保し、その中を自由に行動できます」と。
・インドネシア観光省: バリでのウォームアップ休暇に関するよくある質問
逆に、ウォームアップバケーション対象外のホテルは各部屋から外出不可です。廊下に出たり、プールで泳ぐことはできません。施設によってルールが異なりますので、規律に従ってくださいね。
今後も増える可能性があります。気になる方は下記のページをチェケラ☆
・バリ州政府観光局:バリ州のウォームアップバケーションのホテルリスト
奥さん、調べてみるとね。
ひとくちにウォームアップバケーションといっても、「ホテル内の一部や1棟をバブルエリアに指定して範囲内で活動可」と「ホテル丸ごとバブルエリアとして敷地内であれば活動可」のものがあります。後者のほうが自由度は高いです。
上表の部屋数から規模を推測するか(なかなか難しい)、直接問い合わせてもろもろ確認してください。
なお、ホテルによって内容に多少差があるものの、ほぼ定型と思われるのは下記です。
インドネシア観光省のサイトで先行発表された「トップ5リゾート」のうち、ヴァイスロイを除く4ホテルをまわってきました。凸してわかったことをざっと綴ります。
ヴァイスロイはお値段が…庶民から離れすぎてて…すみません。
・インドネシア観光省:
エキサイティングなウォームアップバケーションを楽しめるバリ州のトップ5リゾート
パッケージプランPDF(改訂版)
空港から車で約20分、トップ5の中ではもっとも空港寄り。ジンバランの閑静な丘の上に建ち、大通りから敷地内を1~2分進むため、とても静かで落ち着いた環境です。
ウォームアップバケーションのバブルエリアは、メインロビー向かって右奥の1棟です。ヴィラタイプは選べません。
棟の1階にある専用受付に車が横付けされます。共有の廊下やエレベーター、階段は隔離中も自由に利用できます。
客室は、1~2名用のデラックスルーム、4名までのファミリースイーツから選択可です。
こちらはデラックスルーム(55平方メートル)。
全室ダブルベッドで、薄型テレビ、テーブル、ソファー、小型冷蔵庫、さらにバスタブ完備。バルコニーにはテーブルセットがあり、眼下に緑豊かな敷地が広がります。


こちらはファミリースイーツ(123平方メートル)。4名まで宿泊可で、1名でも予約できます。
リビングダイニング+ダブルベッド2部屋。デラックスルームの設備に加え、キッチンにはIHコンロもあります。ただ食材をどこで買うんだ?って問題はあります。空港から到着までの間にスーパーやコンビニに寄っちゃいけないような。


プールとレストランは別棟のクラブルームを利用します。メインプールやメインレストランは利用できません。
専用レストランの2階にはジムがあり、ランニングマシーンなどが使えます。器具の数は少なめ。

肝心の食事については、まだメニューが決まってないそうです。選べるのか、お弁当ボックスで出てくるのか謎。
新しいホテルなのでどこも変な匂いがしません(笑)検疫ホテルの中では値段が手頃ですし、使い勝手良さそうです。ただ、全体的に五つ星にしてはこじんまりとした、コンパクトな印象を受けました。
スタッフは若い方が多く、笑顔で応対してくれました。
空港から車でバイパス経由だと23分、海上高速道路を使うと19分(あの距離で高速?!)。
ヌサドゥアのITDC(観光開発公社/Indonesia Tourism Development Corporation)敷地内にあり、バリ伝統のチェディ(割門)を抜けると整備された緑が広がり、多くの有名ホテルが立ち並ぶ、美しく安全なエリアです。
あてくしが行った日は、メインエントランスに国内旅行者と思われるオサレなインドネシア人がたくさんいらっしゃいました。カウンターには分厚いプラスティックの衝立(仕切り)が置かれ、清潔という意味では正しく運用されてるなぁと。ただ、周りに人が多くて衝立ごしだと声があんまり聞こえねーですよ。「あ?」「は?」みたいな。
ウォームアップバケーションのバブルエリアは、敷地の一番手前。警備員のいる入口の脇にある新棟です。メインロビーは通らず、専用口からチェックイン。棟内の共有の廊下やエレベーター、階段は自由に利用できます。
旧棟に比べて、すべてが新しく、全室バスタブ付きだそうな。
1階のプールとレストランも使えます。同じ棟にスパがありますが、スパのみ利用不可。
すでに1組のお客様がお泊りらしく、中は見せてもらえませんでした。まぁ正しい対応ですね。といわけで外観のみ。

食事などの詳細については専任スタッフしか出入りできず把握していないとのこと。
また、マリオットゴールドエリート以上のアップグレード特典はバブルエリアでは使えないそうです。宿泊ポイントがつくぐらいかと。
空港から車でバイパス経由だと25分、海上高速道路を使うと21分。車、車、と書いてますが、あてくしバイクで行きましたの。そしてITDC内で迷いました。滅多に行かないもので。わかりにくいんじゃないんです。ホテルだらけでどこに何があるんだか。
ここのウォームアップバケーションのバブルエリアは海側の最下段の1棟。メインエントランスを通らず、専用口からチェックインします。棟内の共有の廊下やエレベーター、階段も利用できます。
専用プールのほかに、ビーチの一部も開放。自由度お高め。
すでに数名がお泊りのようで、同じ造りの別の部屋を見せてくれました。
こちらはグランドルーム(49平方メートル)。
全室ダブルベッドに、カウチソファー。薄型テレビ、テーブルセット、バスタブも完備。バルコニーにはテーブルセットがあり、部屋によってプールや海が臨めるとのこと。



室内の調度品や装飾に派手さはないのに、色合いのせいか「Theアジア!これぞバリ」という感じ。
敷地が広くゆったりした印象。緑が濃く、花々は控えめに咲いていました。
スタッフは若い方~年配の方までいらして、特に古参と思われるお姉さま方は物腰が柔らかく丁寧。見に来ただけの客にも臨機応変に対応してくれました。バレないと思ってバリ語でしゃべりやがるんですが、もちろん悪口はなく(笑)相談しながら決めてくれてました。バリの高級リゾートってこういうのよね~みたいな。
食事は朝昼夕のほか、スナックもあるそうです。バブルエリアのレストランで食事可。メニューはやはりご存じないようです。そこが重要なのにーーー。隔離中の楽しみなのにーーー。
ヨガインストラクター含め専任スタッフごと隔離エリアにご滞在だそう。10日ごとにしか出られないんですって(客は4泊5日か6泊7日なのでプラス数日か)。徹底してますな。
Griya Santrian(グリヤサントリアン)はサヌールのメインストリート沿いにある老舗の三つ星ホテルです。入口は大通り沿いですが、そこから100mほど進んだビーチ沿いにあります。ちょっと入るだけなのに、すごく静か。
ウォームアップバケーションのバブルエリアは…なんと全部だそう!
おかげで敷地内はすべて自由に歩けます。メイン含め3つのプールが使えるうえに、目の前のビーチにも出られます。食事はレストランでも部屋の前のテラスでも可。スパのみ利用できません。
ルームタイプは4種類。ガーデンウィングがもっとも安くて古いです。バスタブなしでシャワーのみ。
サントリアンスイートは新館で広々としてバスタブあり。シャワーの出も良さそう。
こちらはガーデンウィング。
ドアをあけるとすぐベッド。全体こじんまりとして、ほんのりカビのオイニーがしました。


デラックスやスイートルームも確認したかったのですが、2月末まで国内サッカーリーグ選手がグループでお泊りのようで横目でチラ見しただけ。よって検疫受付は3月からスタートだそうです。
ビーチエントランスと3つのプールはこちら。
雰囲気がいかにもバリですわね。


案内してくれたお兄さま(ほぼおじさま)は穏やか、かつ久しぶりの客人に嬉しそうに対応してくださり、こちらまで温かい気持ちになりました。
「全館検疫だと怖くない?」と聞いたら「なんで?PCR陰性のお客様しかいらっしゃらないよ」と。肝が座ってますな。
バリ島のウォームアップバケーションに対して賛否両論あるようで。
あてしくも「それって隔離?大丈夫なの?」と心配になる気持ちはたしかにあります。在住の立場でいえば島内にコロナが再蔓延した場合、ウイルスは残るわけですし、身近な人が亡くなる可能性もゼロではありません。
とはいえ、ジャカルタのホテルのように高層かつフィックス窓(はめごろし)で空気が抜けにくい造りに比べると、バリはオープンエアで開放的な建物が多いですよね。密封空間が作られにくくなっています。よって感染の可能性は低めじゃないかと。わからんけど。
さらに、他の都市に比べて観光依存率が高く、経済に大打撃を受けているのは先日のブログに書いた通り。
ジャカルタは経済成長率がコロナであっても3~4%。バリ州は34州中34位のマイナス成長だそうです(もともと低めのパプア等は除く)。
いやね、チャングーやクロボカンは比較的賑わってますし、車やバイク含め人の動きがあります。でもエリアによっては静かなシャッター街。もっとひどいと廃墟と化してて怖いです。「静」と通り越して「死」を感じます。かつては大人気だったのに。
てなわけで、ウォームアップバケーションによる再活性化にあてくしは賛成です。
ぼっち好きなので引きこもりでもたぶん問題ないし、プールとかヨガのために水着やウェアを用意するのは面倒と思いつつ(素直に楽しめYO!)
そもそも家あるのに自費で泊まらなきゃならんのは懐が痛いです。痛いですけど、かつて年3~4回帰国してたのに、今や年1回もなし。その分の費用をまとめて割ったら「あれ?逆に安くね?」みたいな。たけーけど…たけーけどな…。お世話になってるバリに泣く泣く払おうと思います(気持ちよく払えYO!)
まぁバブルエリアで蔓延したら一時停止すればいいさ。トライ&エラーでいきましょう。
では、ごきげんよう。
こんな世相にも拘わらず、バリ島からの入国を狙うあなたのため…ではなく自分のために先日ウォームアップバケーション対象の4ホテルを見学してきましたの。
取材ではなく、ブロガーとも名乗らなかったので(自分をブロガーだと思ってないYO!)、素の対応をしてもらえてそれぞれのホテルがよくわかりました。ふふふのふ。
この記事の目次
バリの検疫
まずは「バリでの検疫」と「ウォームアップバケーション」について、先日のブログに書いたものをおさらいしましょう。
現在バリ州への直接入国はジャカルタやリアウと同じく「検疫施設での隔離」が義務付けられています。
隔離期間はワクチン全量(通常2回)接種者が4泊5日(5×24時間)、
1回の接種者は6泊7日(7×24時間)です。
到着後の検疫施設として州政府に承認されているのは、2/11時点で65ホテルです。すべて政府指定アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」のe-HACに登録されています。
承認ホテル以外での検疫はできません。州内に自宅がある方もいったんホテルで指定期間を過ごしたあと帰宅となります。
検疫施設は今後増える可能性もあります。気になる方は下記のページをこまめにチェック☆
・バリ州政府観光局(以下英語):バリ州の検疫ホテルリスト
◆ウォームアップバケーションとは
インドネシア観光省の説明を要約すると、「ウォームアップバケーションとは、インドネシアの健康規格と旅行規制を遵守しながら、高級ホテルでの短期滞在を楽しむプラン。選択したホテルの専用施設の中で快適に過ごせます。美しい景色を眺めながらヨガや瞑想などの健康活動に参加したり、絵画やさまざまなボードゲームなどで創造性を刺激したり、アクティビティを用意しているホテルもあります」だそうな。
「一部または全部をクローズド=通称バブルエリアにすることで専用敷地を確保し、その中を自由に行動できます」と。
・インドネシア観光省: バリでのウォームアップ休暇に関するよくある質問
逆に、ウォームアップバケーション対象外のホテルは各部屋から外出不可です。廊下に出たり、プールで泳ぐことはできません。施設によってルールが異なりますので、規律に従ってくださいね。
◆ウォームアップバケーション対象ホテルリスト
バリ州指定の検疫施設のうち、2/11時点で28ホテルがウォームアップバケーション対象です。先週まで5ホテルだったのにドドッと増えました。今後も増える可能性があります。気になる方は下記のページをチェケラ☆
・バリ州政府観光局:バリ州のウォームアップバケーションのホテルリスト
奥さん、調べてみるとね。
ひとくちにウォームアップバケーションといっても、「ホテル内の一部や1棟をバブルエリアに指定して範囲内で活動可」と「ホテル丸ごとバブルエリアとして敷地内であれば活動可」のものがあります。後者のほうが自由度は高いです。
上表の部屋数から規模を推測するか(なかなか難しい)、直接問い合わせてもろもろ確認してください。
なお、ホテルによって内容に多少差があるものの、ほぼ定型と思われるのは下記です。
含まれるもの
- 指定期間の客室利用料
- 室内での1日3回の食事代(朝/昼/夜)
- 無料wifi
- 1日1人あたり〇枚の洗濯
- PCR検査2回(空港での入国時/最終日前日)
- ヘルスチェック
- COVID-19保険
- 空港からホテルまでの乗車代(片道)
- 税金・サービス料
- 各種アクティビティ(一部有料)
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先行発表トップ4ホテルを見学
インドネシア観光省のサイトで先行発表された「トップ5リゾート」のうち、ヴァイスロイを除く4ホテルをまわってきました。凸してわかったことをざっと綴ります。
ヴァイスロイはお値段が…庶民から離れすぎてて…すみません。
・インドネシア観光省:
エキサイティングなウォームアップバケーションを楽しめるバリ州のトップ5リゾート
パッケージプランPDF(改訂版)
◆Royal Tulip Springhill Resort(Jimbaran)
最初に伺ったのは、Royal Tulip Springhill Resort Jimbaran(ロイヤルチューリップスプリングヒルジンバラン)。2017年に開業した比較的新しい五つ星ホテルです。空港から車で約20分、トップ5の中ではもっとも空港寄り。ジンバランの閑静な丘の上に建ち、大通りから敷地内を1~2分進むため、とても静かで落ち着いた環境です。
ウォームアップバケーションのバブルエリアは、メインロビー向かって右奥の1棟です。ヴィラタイプは選べません。
棟の1階にある専用受付に車が横付けされます。共有の廊下やエレベーター、階段は隔離中も自由に利用できます。
客室は、1~2名用のデラックスルーム、4名までのファミリースイーツから選択可です。
こちらはデラックスルーム(55平方メートル)。
全室ダブルベッドで、薄型テレビ、テーブル、ソファー、小型冷蔵庫、さらにバスタブ完備。バルコニーにはテーブルセットがあり、眼下に緑豊かな敷地が広がります。



こちらはファミリースイーツ(123平方メートル)。4名まで宿泊可で、1名でも予約できます。
リビングダイニング+ダブルベッド2部屋。デラックスルームの設備に加え、キッチンにはIHコンロもあります。ただ食材をどこで買うんだ?って問題はあります。空港から到着までの間にスーパーやコンビニに寄っちゃいけないような。



プールとレストランは別棟のクラブルームを利用します。メインプールやメインレストランは利用できません。
専用レストランの2階にはジムがあり、ランニングマシーンなどが使えます。器具の数は少なめ。


肝心の食事については、まだメニューが決まってないそうです。選べるのか、お弁当ボックスで出てくるのか謎。
新しいホテルなのでどこも変な匂いがしません(笑)検疫ホテルの中では値段が手頃ですし、使い勝手良さそうです。ただ、全体的に五つ星にしてはこじんまりとした、コンパクトな印象を受けました。
スタッフは若い方が多く、笑顔で応対してくれました。
◆The Westin Resort(Nusa Dua)
次に向かったのは、The Westin Resort Nusa Dua(ザウェスティンリゾート・ヌサドゥア)。マリオットインターナショナル系列の五つ星ホテルです。空港から車でバイパス経由だと23分、海上高速道路を使うと19分(あの距離で高速?!)。
ヌサドゥアのITDC(観光開発公社/Indonesia Tourism Development Corporation)敷地内にあり、バリ伝統のチェディ(割門)を抜けると整備された緑が広がり、多くの有名ホテルが立ち並ぶ、美しく安全なエリアです。
あてくしが行った日は、メインエントランスに国内旅行者と思われるオサレなインドネシア人がたくさんいらっしゃいました。カウンターには分厚いプラスティックの衝立(仕切り)が置かれ、清潔という意味では正しく運用されてるなぁと。ただ、周りに人が多くて衝立ごしだと声があんまり聞こえねーですよ。「あ?」「は?」みたいな。
ウォームアップバケーションのバブルエリアは、敷地の一番手前。警備員のいる入口の脇にある新棟です。メインロビーは通らず、専用口からチェックイン。棟内の共有の廊下やエレベーター、階段は自由に利用できます。
旧棟に比べて、すべてが新しく、全室バスタブ付きだそうな。
1階のプールとレストランも使えます。同じ棟にスパがありますが、スパのみ利用不可。
すでに1組のお客様がお泊りらしく、中は見せてもらえませんでした。まぁ正しい対応ですね。といわけで外観のみ。


食事などの詳細については専任スタッフしか出入りできず把握していないとのこと。
また、マリオットゴールドエリート以上のアップグレード特典はバブルエリアでは使えないそうです。宿泊ポイントがつくぐらいかと。
◆Grand Hyatt Bali(Nusa Dua)
5分南下してGrand Hyatt Bali(グランドハイアットバリ)へ。同じくヌサドゥアのITDC内にある、ハイアット系列の老舗五つ星ホテルです。空港から車でバイパス経由だと25分、海上高速道路を使うと21分。車、車、と書いてますが、あてくしバイクで行きましたの。そしてITDC内で迷いました。滅多に行かないもので。わかりにくいんじゃないんです。ホテルだらけでどこに何があるんだか。
ここのウォームアップバケーションのバブルエリアは海側の最下段の1棟。メインエントランスを通らず、専用口からチェックインします。棟内の共有の廊下やエレベーター、階段も利用できます。
専用プールのほかに、ビーチの一部も開放。自由度お高め。
すでに数名がお泊りのようで、同じ造りの別の部屋を見せてくれました。
こちらはグランドルーム(49平方メートル)。
全室ダブルベッドに、カウチソファー。薄型テレビ、テーブルセット、バスタブも完備。バルコニーにはテーブルセットがあり、部屋によってプールや海が臨めるとのこと。





室内の調度品や装飾に派手さはないのに、色合いのせいか「Theアジア!これぞバリ」という感じ。
敷地が広くゆったりした印象。緑が濃く、花々は控えめに咲いていました。
スタッフは若い方~年配の方までいらして、特に古参と思われるお姉さま方は物腰が柔らかく丁寧。見に来ただけの客にも臨機応変に対応してくれました。バレないと思ってバリ語でしゃべりやがるんですが、もちろん悪口はなく(笑)相談しながら決めてくれてました。バリの高級リゾートってこういうのよね~みたいな。
食事は朝昼夕のほか、スナックもあるそうです。バブルエリアのレストランで食事可。メニューはやはりご存じないようです。そこが重要なのにーーー。隔離中の楽しみなのにーーー。
ヨガインストラクター含め専任スタッフごと隔離エリアにご滞在だそう。10日ごとにしか出られないんですって(客は4泊5日か6泊7日なのでプラス数日か)。徹底してますな。
◆Griya Santrian(Sanur)
ヌサドゥアから海上高速道路を通ってサヌールへ。空港から車でバイパス経由だと31分、海上高速道路を使うと29分。意外と近いですね。以前はよくバイパスが渋滞していたのでもっと時間かかると思ってました。Griya Santrian(グリヤサントリアン)はサヌールのメインストリート沿いにある老舗の三つ星ホテルです。入口は大通り沿いですが、そこから100mほど進んだビーチ沿いにあります。ちょっと入るだけなのに、すごく静か。
ウォームアップバケーションのバブルエリアは…なんと全部だそう!
おかげで敷地内はすべて自由に歩けます。メイン含め3つのプールが使えるうえに、目の前のビーチにも出られます。食事はレストランでも部屋の前のテラスでも可。スパのみ利用できません。
ルームタイプは4種類。ガーデンウィングがもっとも安くて古いです。バスタブなしでシャワーのみ。
サントリアンスイートは新館で広々としてバスタブあり。シャワーの出も良さそう。
こちらはガーデンウィング。
ドアをあけるとすぐベッド。全体こじんまりとして、ほんのりカビのオイニーがしました。



デラックスやスイートルームも確認したかったのですが、2月末まで国内サッカーリーグ選手がグループでお泊りのようで横目でチラ見しただけ。よって検疫受付は3月からスタートだそうです。
ビーチエントランスと3つのプールはこちら。
雰囲気がいかにもバリですわね。




案内してくれたお兄さま(ほぼおじさま)は穏やか、かつ久しぶりの客人に嬉しそうに対応してくださり、こちらまで温かい気持ちになりました。
「全館検疫だと怖くない?」と聞いたら「なんで?PCR陰性のお客様しかいらっしゃらないよ」と。肝が座ってますな。
ウォームアップバケーションに対する個人的な見解
バリ島のウォームアップバケーションに対して賛否両論あるようで。
あてしくも「それって隔離?大丈夫なの?」と心配になる気持ちはたしかにあります。在住の立場でいえば島内にコロナが再蔓延した場合、ウイルスは残るわけですし、身近な人が亡くなる可能性もゼロではありません。
とはいえ、ジャカルタのホテルのように高層かつフィックス窓(はめごろし)で空気が抜けにくい造りに比べると、バリはオープンエアで開放的な建物が多いですよね。密封空間が作られにくくなっています。よって感染の可能性は低めじゃないかと。わからんけど。
さらに、他の都市に比べて観光依存率が高く、経済に大打撃を受けているのは先日のブログに書いた通り。
ジャカルタは経済成長率がコロナであっても3~4%。バリ州は34州中34位のマイナス成長だそうです(もともと低めのパプア等は除く)。
いやね、チャングーやクロボカンは比較的賑わってますし、車やバイク含め人の動きがあります。でもエリアによっては静かなシャッター街。もっとひどいと廃墟と化してて怖いです。「静」と通り越して「死」を感じます。かつては大人気だったのに。
てなわけで、ウォームアップバケーションによる再活性化にあてくしは賛成です。
ぼっち好きなので引きこもりでもたぶん問題ないし、プールとかヨガのために水着やウェアを用意するのは面倒と思いつつ(素直に楽しめYO!)
そもそも家あるのに自費で泊まらなきゃならんのは懐が痛いです。痛いですけど、かつて年3~4回帰国してたのに、今や年1回もなし。その分の費用をまとめて割ったら「あれ?逆に安くね?」みたいな。たけーけど…たけーけどな…。お世話になってるバリに泣く泣く払おうと思います(気持ちよく払えYO!)
まぁバブルエリアで蔓延したら一時停止すればいいさ。トライ&エラーでいきましょう。
では、ごきげんよう。
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