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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

[現在]フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動。

[略歴]百貨店の広告担当、広告代理店のタレントキャスティング、制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナー。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

[趣味]食べ歩き。最近ハマってるのはアシュタンガヨガ。

[バリ歴]1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活。クロボカン端のダルン在住

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【バリ島】9月後半:コロナウイルス感染状況と政策(その10)

9/23付のSNS(facebook/Twitter)で公開した内容に、その後1週間分を加筆して掲載します。
あれ?デジャヴ?読んだ気がする…てなコピペ部分もありますのでご承知おきを。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する「インドネシア」と「バリ島」の感染状況、および州の追加政策について、現地ニュースサイトBaliPost(バリポスト/インドネシア語)在インドネシア日本国大使館在デンパサール日本国総領事館のお知らせなどをもとにまとめていきます。

毎度毎度で恐縮ですが、あてくしが取材して回ったわけじゃないのでエリアやタイミングによって差があると思います。また、すべての情報を網羅しているわけではありません。必要な情報は各自でご確認ください。

インドネシアの感染状況とジャカルタ州の政策延長


◆インドネシアの感染状況

インドネシア国内のコロナウイルス感染状況は、BNPB(国家防災庁)の分布データで確認できます。
・BNPB(インドネシア語):Situasi Virus Corona
インドネシア「BNPB(国家防災庁) Situasi Virus Corona」Memo Bali
BNPB Situasi Virus Coronaのパソコン画面
↑画像をクリックすると表示できます


9/30(水)の集計によると、インドネシア陽性患者数は287,008人
陽性患者数のうち、治癒者数は214,947人(治癒率74.89%)、死亡者数10,740人(死亡率3.74%)です(すべて累積)。
9月後半(9/16~30)だけで陽性患者は6万人以上増えまもなく30万台に届きそうな勢いです。
だがしかーし!治癒率が75%近くまで上昇している点も見逃せません。感染しても回復できるのであれば、安心材料の1つとなりえます。

◇新規感染者数と増加エリア

インドネシアの新たな感染者は、1日約4千人ペースで増え続けています。
9月前半は1日3千台だったのに、半月で千人ずつ跳ね上がってしまいました。
9/16(水)3,963人、9/17(木)3,635人、9/18(金)3,891人、9/19(土)4,168人、9/20(日)3,989人、9/21(月)4,176人、9/22(火)4,071人、9/23(水)4,465人、9/24(木)4,634人、9/25(金)4,823人、9/26(土)4,494人、9/27(日)3,874人、9/28(月)3,509人、9/29(火)4,002人、9/30(水)4,284人

▽感染増加エリア
ワーストはジャカルタ首都特別州です。大規模社会的制限(PSBB)を再強化したのに、9月後半も1日で800~1,200人程度が発症しています。
次いで西ジャワ州、さらに東ジャワ州、中部ジャワ州が入れ替わりで追いかけ、リアウ州、西スマトラ州、パプア州などが続きます。
・Bali Post(9/30付):全国のCOVID-19症例ワースト10にバリ入り
・Bali Post(9/29付):全国のCOVID-19症例は4千人を超え、今日バリはトップ10から外れる
・Bali Post(9/29付):全国のCOVID-19追加症例は3千台に減少

◇死亡者数

死亡者数は三桁台の日がほとんどを占めています。
9/16(水)135人、9/17(木)122人、9/18(金)114人、9/19(土)112人、9/20(日)105人、9/21(月)124人、9/22(火)160人、9/23(水)140人、9/24(木)128人、9/25(金)113人、9/26(土)90人、9/27(日)78人、9/28(月)87人、9/29(火)128人、9/30(水)139人

ジョコウィ大統領は「9月の新規患者数は増加したものの、8月に比べると死亡率は低下している。世界の死亡率よりわずかに高いだけ」と、ツッコミどころ満載の発言をしました。
いやいやいやいや、分母の感染者が格段に増えたから、死亡"率"が下がっただけです。実際、8月の死亡者数2,286人に対し、9月は3,323人。なんと1,037人も多く亡くなっています。
・Bali Post(9/28付):インドネシアでのCOVID-19症例と死亡の平均数

▽政府関係者の感染と死亡
9/16(水)にジャカルタ首都特別州の地域秘書官サエフラ氏が感染からの肺炎および敗血症で亡くなりました。
アニス知事は哀悼の意を述べたうえで、「必要がない限り、家にいてください。決して軽視すべきではありません。これを教訓にしてください」と市民に訴えました。
・Bali Post(9/16付):COVID-19の感染に関して、アニス知事はジャカルタの懸念が心配

9/17(木)には宗教省大臣ラジ氏の陽性が確認され、無症状ではあるものの、隔離措置が取られています。同省オフィスビルへのアクセスは制限されています。
・Bali Post(9/21付):宗教大臣がCOVID-19感染、宗教省へのアクセス強化

◇感染者数が増え続ける理由とヘンテコな対策

ちょっと奥さん、びっくり。先日detikNewsに「インドネシア人はCOVID-19を信じていないから感染を恐れない」みたいな記事が載ってました。あてくし、うっかりURLをコピるの忘れちゃったんですが(どなたか元記事をご存じでしたら教えてください)。
これじゃいくら政府が対策したところで、感染者は減らないですよねぇ。もちろん過度のコロナ脳で、経済を含めベタ止めにするのもどうかと思いますが、ワクチンが出来ていないのに丸腰で挑むのもどうかと。

他州ではマスク着用義務化により、警察官と非着用者の小競り合い、警察官による罰金の横領、罰金以外の選択肢で「棺桶に横たわる」「霊柩車に閉じ込められる」などの臨死体験…いったいインドネシアはどこへ向かってるんでしょうか?
まぁ死亡や重症化しなければ「インドネシアあるある」として笑えますけど。
・JBpress(9/27付):トラブル続出、インドネシアの笑えぬマスク狂騒曲

◇ワクチン入手予定

経済調整大臣によると、インドネシアは2020年以内にワクチンを入手することを目標にしています。最速で第四四半期に3千万個、来年2021年は2億9千万個。
また保健大臣によると、インドネシアは世界組織であるWHOやユニセフに協力しているため、「ワクチン生産企業から高所得国や低所得国に関わらず入手可能になるだろう」という約束をもらったそうです。
ただし、あくまで目標であって未確定です。世界中でワクチンはまだ完成してません。
・Bali Post(9/16付):インドネシアは間違いなくCOVID-19ワクチンへのアクセスを得る
・Bali Post(9/10付):インドネシアは2億9千のCOVID-19ワクチンを入手することを目標


◆ジャカルタ:大規模社会制限の再強化(延長)

感染者を増やし続けているジャカルタ首都特別州は、州知事により9/14(月)から実施されている「大規模社会的制限(PSBB)の再強化」を、さらに2週間後の10/11(日)まで延長しました。
・在インドネシア日本国大使館:ジャカルタ首都特別州における大規模社会制限の延長(州政府発表)

←↑クリックしてくださるとこっそり喜びます

バリ州の感染状況と追加政策


◆バリ州の感染状況

バリ州の感染状況は、州政府の分布データで確認できます。
・Pemerintah Provinsi Bali(インドネシア語):Peta Penyebaran COVID-19
バリ州「Pemerintah Provinsi Bali(バリ州政府) Peta Penyebaran COVID-19」Memo Bali
Peta Penyebaran COVID-19画面のパソコン画面
↑画像をクリックすると表示できます


9/30(火)時点で、バリ州陽性患者数は8,878人
陽性患者数のうち、治癒者数は7,365人(治癒率82.96%)、死亡者数275人(死亡率3.10%)です(すべて累積)。
9月後半(9/16~30)では陽性患者数が1,498人増えました。前半(9/1~15)が2,173人だったので、675人ほど減っています。
またこの半月で91人が死亡しました。

◇新規感染者数と増加エリア

バリ州での新たな感染者数は増減を繰り返しています。
9/16(水)49人、9/17(木)63人、9/18(金)51人、9/19(土)85人、9/20(日)121人、9/21(月)139人、9/22(火)108人、9/23(水)130人、9/24(木)119人、9/25(金)144人、9/26(土)63人、9/27(日)80人、9/28(月)107人、9/29(火)106人、9/30(水)133人

9/16がガルンガン(迎え盆)でハリラヤウィークにつき、この週(9/16~19)は検査と追跡数が減って2桁台をキープ。翌週(9/20~25)は前週分も加算されて連日3桁台。9/26はクニンガン(送り盆)で再び2桁台。週明け(9/28~)は3桁台に戻っています。
ハリラヤ中の感染については、後日発症することも考えられるため現時点で何ともいえません。一時的に増加しても、知事回章により宗教活動などが制限されたので徐々に減っていくのではないでしょうか(そう願いたい)。

▽感染増加エリア
バリ州保健局博士によると、島内での伝送経路はほぼ地域感染です。

感染者の多い県は日によって入れ替わるものの、デンパサール市、バドゥン県、ギャニャール県、タバナン県が占めています。特に人の出入りが多いエリアで増え続けています。
逆に、クルンクン、バンリ、ジュンブラナでは感染者ゼロの日も増えてきました。
・Bali Post(9/29付):1位の保有県がバリで最大のCOVID-19症例に寄与
・Bali Post(9/28付):このエリアでCOVID-19の追加症例のほとんどが回復し、死亡も

市場・官公庁・民間企業・家族内クラスターは続いており、新たな層に感染が広がっています。
9/19(土)には感染者85人のうち17人が20~29歳の若者でした。比較的活発的に動き、経済的ニーズを満たすため働いている方とみられます。また、在住外国人も明らかになっているだけで5人が治療中です。
・Bali Post(9/19付):バリ島のCOVID-19感染、多くの若者
・Bali Post(9/19付):デンパサールではない、この地区はほとんどの治癒者と毎日の追加症例を記録

◇死亡者数

残念なことに、38日間連続で死亡者が記録されています。二桁台の日は1日のみに減りました。
9/16(水)4人、9/17(木)6人、9/18(金)5人、9/19(土)7人、9/20(日)10人、9/21(月)6人、9/22(火)7人、9/23(水)7人、9/24(木)5人、9/25(金)4人、9/26(土)2人、9/27(日)7人、9/28(月)9人、9/29(火)8人、9/30(水)4人

累積死亡者数は275人。内訳はインドネシア人が273人、外国人2人。
死者数が最も多い地域はデンパサール市で50人、2位はギャニャール県で43人、3位カランガッサム県39人、4位ブレレン県38人、5位バドゥン県35人、6位バンリ県28人、7位タバナン県25人、8位クルンクン県9人、9位ジュンブラナ県6人です。
・Bali Post(9/30付):毎日のCOVID-19症例のほとんどに貢献し、患者は治癒

▽政府関係者の感染と死亡
9/22(火)にウダヤナ大学の元教授で、公衆衛生研究責任者であるウィラワン氏が感染により亡くなりました。故人はHIV/AIDS専門医であり、リスクの高いコミュニティの健康問題に取り組んでいたそうです。
・Bali Post(9/22付):亡くなる前にウィラワン教授はサンラー病院で治療を受ける
・Bali Post(9/22付):公衆衛生リーダー、ウィラワン教授が死去

9/26(土)にはバリ州知事夫人プトゥリ・スアスティニ・コスター氏が陽性であるとSNSの動画で発表しました。無症状のため、指定ホテルで隔離検疫を受けています。ご自身いわく「恥ずべきことでも怖いことでもない。医師の推奨に従い、パニックになることなく、免疫をあげるために落ち着いて過ごしている」と。
なお、州知事の陽性に関するその後の発表はありません。
・Bali Post(9/26付):長さ13分の動画で、プトゥリスアスティニコスターがCOVID-19陽性であると認める


◆バリ州 感染拡大下での追加政策

◇国内観光客受入れ後の感染拡大

バリ州での感染拡大をうけて、インドネシアの海事投資調整大臣ルフット氏は「バリ州の観光を無制限に開放したくない」と釘をさしました。
・Bali Post(9/19付):バリ島でのCOVID-19症例は増加し続けており、ルフット調整相が観光について語る

インドネシアレクリエーションビジネス協会のバリ会長は「観光活動が維持されてるのに人々は不安を感じはじめている。ビーチは不浄を浄化する場所なので閉めないでほしい。レストランもそこで働く人々の収入源になるから」と訴えました。
・Bali Post(9/18付):活動制限により、観光地起業家はジレンマに直面

レギャンのホテルの総支配人は「観光条件が不確実で開けたり閉じたりし続けると、観光業界は存続できない」と述べています。
・Bali Post(9/21付):開閉し続けると、観光は続かない

バリ州副県知事チョエース氏は「7/31の国内観光旅行者受け入れ以降に州内の症例が急増しているが、相関関係は調査中」と述べました。そして「州知事などによる回章に加え、無症状者のホテル検疫隔離や指定病院の病床拡大など追加政策を行っている」と強調しています。
その一方、「国内や海外の観光客を対象に行われた調査で、パンデミック中もバリ島を訪問したい目的地に選んでもらったことを誇りに思う」と感謝の意を表しました。
・Bali Post(9/30付):観光業の再開以来、バリではCOVID-19症例が急増、チョエース副知事が発言

◇追加の規制強化

9/14(月)州知事コスター氏らによる「感染拡大下での宗教活動及び集会等の規制に関する回章」に加え、下記の追加政策が行われています。

▽ホテル検疫隔離
無症状者や医療従事者自宅での独立隔離でしたが、依然として家族感染が続くため、州予算で検疫用ホテルが用意されました。無症状者に10ホテル(たとえばクタのイビス300室など)、病院の医療従事者向けに3ホテル(ウダヤナ大学病院はパラゴン、サンラー病院はイビス、バリマンダラ病院はメルキュールサヌール)です。
今後陽性が確定した場合、重症または中等症でなければ指定ホテルへ隔離される可能性があります。
・Bali Post(9/22付):COVID-19を扱う医療従事者が家族クラスター、3つのホテルを準備
・Bali Post(9/21付):統制の取れていない独立隔離の対応として、バリは検疫のためのホテルを追加

▽プチャラン活躍?
デサアダット(伝統村)のプチャラン(警備担当)にインセンティブを支払って監視させる案も出ています。まだ決まっていませんが、実行されれば相当効果があると思います。
・Bali Post(9/22付):多くのCOVID-19症例、バリは地元の知恵を活用する必要がある

▽タバナン県独自の制限強化
タバナン県では独自に営業時間制限などが行われています。お住まいの方はお気をつけください。
9/14(月)より、レストランはテイクアウトのみ、スーパー等は非現金を優先。市場は8~15時まで、ナイトマーケットは16~22時、スーパーは10~22時、レストランは8~22時など。建物や会場内でのスポーツ活動が一時停止、村役場・公共施設・ワンティラン・バンジャールも閉鎖されました。
タバナンは島内唯一の女性県知事で、決断が早い!厳しい!
・Bali Post(9/22付):タバナンでCOVID-19症例が増加、エカ県知事は経済活動をふたたび制限
・Bali Post(9/21付):レッドゾーンのタバナン、スポーツ活動を停止

規制強化とハリラヤ終了で人々の動きが落ち着いて、ウイルスが激減するといいですね。
では、ごきげんよう。

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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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