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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動等。
百貨店の広告担当から、広告代理店のタレントキャスティングや制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナーに。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

レイキヒーリング、タイ古式(超初級)、ヘッドマッサージなどの資格もなぜか取得。「癒すより癒されるほうが好き」と気付いてやめる。オーダーがあればパワーストーンブレスは作成(もはや趣味の域)。

趣味は、食べ歩きと一向に上達しないバリ舞踊&ガムラン。舞踊の先生からは「生徒の中で一番おもしろい」とのお墨付きをもらう。

1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活

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【バリ島】9月前半:コロナウイルス感染状況と政策(その9)

Rahajeng Rahina Galungan lan Kuningan.
バリヒンドゥー教ウク暦のガルンガン(迎え盆・今回は9/16)とクニンガン(送り盆・9/26)おめでとうございます。

さて、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する「インドネシア」と「バリ島」の感染状況、および州の政策について、現地ニュースサイトBaliPost(バリポスト/インドネシア語)在インドネシア日本国大使館在デンパサール日本国総領事館のお知らせなどをもとにまとめていきます。

奥さん、やばみ加速ですわよ。ぴえんこえてぱおんこえてぎゃふん!←JK言葉からの昭和死語
インドネシアの感染者が加速度的に増えてますの。
バリ州も陽性患者が急増して、治癒率の低下死亡率の上昇が見られます。
これにより州単位で追加の制限措置が取られることになりました。

毎度書いてますが、あてくしが取材して回ったわけじゃないのでエリアやタイミングによって差があると思います。また、すべての情報を網羅しているわけではありません。日々刻々と変化していますので、最新版や詳細は必ず各自でご確認ください。

インドネシアの感染状況とジャカルタ州の政策


◆インドネシアの感染状況

インドネシア国内のコロナウイルス感染状況は、BNPB(国家防災庁)の分布データで確認できます。
・BNPB(インドネシア語):Situasi Virus Corona

BNPB Situasi Virus Coronaのパソコン画面
↑画像をクリックすると表示できます


9/15(火)の集計によると、インドネシア陽性患者数は225,030人
陽性患者数のうち、治癒者数は161,065人(治癒率71.57%)、死亡者数8,965人(死亡率3.98%)です(すべて累積)。
9月前半だけで陽性患者数が5万人増えて、あっというまに20万台に突入しました。
陽性患者が増えたことで死亡率は下がってますが、死亡者自体は増加。この半月で1,548人が亡くなっています。
・NNA ASIA:(インドネシア)コロナ感染者20万人、わずか1カ月半で倍増

◇新規感染者数と増加エリア

インドネシアの新たな感染者は、1日約3千人ペースで増え続けています。
6月時点では1日千人超えたら「うぎゃー」って感じだったのに、今はその3倍
9/1(火)2,775人、9/2(水)3,075人、9/3(木)3,622人、9/4(金)3,269人、9/5(土)3,128人、9/6(日)3,444人、9/7(月)2,880人、9/8(火)3,046人、9/9(水)3,307人、9/10(木)3,861人、9/11(金)3,737人、9/12(土)3,806人、9/13(日)3,636人、9/14(月)3,141人、9/15(火)3,507人

▽感染増加エリア
ワーストはジャカルタ首都特別州です。9月に入り1日で800~1,300人程度が発症しています。
次いで東ジャワ州、中部ジャワ州、西ジャワ州の3州で競り合う毎日。
さらに南スラウェシ州、カリマンタン州、アチェ州、リアウ州、北スマトラ州、バリ州などが日替わりで下位争いに参戦しています。
・Bali Post(9/13付):全国のCOVID-19追加症例は依然として3,000人以上、バリはワースト10
・Bali Post(9/3付):バリは毎日のCOVID-19ケースのワースト5貢献者に戻る

◇死亡者数

死亡者数も三桁台の日が多くなっています。
9/1(火)88人、9/2(水)111人、9/3(木)134人、9/4(金)82人、9/5(土)108人、9/6(日)85人、9/7(月)105人、9/8(火)100人、9/9(水)106人、9/10(木)120人、9/11(金)88人、9/12(土)106人、9/13(日)73人、9/14(月)118人、9/15(火)124人

前回のブログに書いたように、軽症者や無症状者が発見されるだけなら数字上の問題ですが、死亡者数が増え続けています。これはウイルスが蔓延して重症化が進んでいるものと見られます。

▽医療関係者の感染と死亡
インドネシア医師会によると、3月以降インドネシア全土で医師が109人死亡しました。
バリ州でも7月プリラハルジャ病院の院長がコロナ感染により亡くなっています。
・Bali Post(9/11付):3月以来、この数の医師がCOVID-19で亡くなる
・Bali Post(7/5付):COVID-19の治療中、プリラハルジャ病院の院長が死亡

看護師・助産婦・検査員・医療事務員・薬剤師などの医療従事者を含めると、その数はさらに膨れ上がります。当然ながらウイルス処理の最前線にいるため、感染の危険度は一般人より圧倒的高め。
専門知識を持つ方々が亡くなってしまうと医療レベルが下がり、医療崩壊が起きます。

無症状者が無自覚のまま別の病気やケガで受診後に感染が発覚し、医療関係者に伝送しているケースも散見されます(多くの病院は入口で検温を行っているけども)。
このような危険を避けるためにも、インドネシアではより積極的に感染者を見つけ、治療や隔離を行う方針です。

◇感染者数が増えた理由

前述したとおり、インドネシアでは多くの人々に検査を推奨しています。
特にジャカルタ首都特別州は、監視チームがクラスター(感染者集団)を中心に、WHO基準の4倍にあたる積極的な疫学的検査と追跡を行い、無症状者や軽症者もくまなく見つけ出しています。
医療関係者・市場・官公庁・オフィスをはじめ、礼拝所や観光地でも感染が確認されているようです。
・Bali Post(7/29付):全国のCOVID-19追加症例/積極的な検査

▽中流階級の感染
感染者が多い地域は「大規模社会的制限(PSBB/Pembatasan Sosial Berskala Besar)」の延長を重ねていますが、人々の気の緩みも否定できません。
特にジャカルタや東西ジャワでは5月の断食明け大祭前後から徐々に中流階級の感染が多くなっています。SNSにも奥様方のショッピング&おでかけ自慢がたくさんアップされていましたね。
ある程度生活に余裕のある方々が活発に動くことで、無症状者(または軽症者)となりウイルスを拡散してしまうのです。
・Bali Post(7/2付):ビデオ:スラバヤでのCOVID-19患者の増加、中流階級以上が90%
※ずいぶん前の記事ですみません。その後読んだものが見つからず…。


◆ジャカルタ:大規模社会制限の再強化

連日千人単位で感染者を増やしているジャカルタ首都特別州は、州知事により9/14(月)から「大規模社会的制限(PSBB)の再強化」が実施されています。
期間は2週間後の9/27(日)まで。感染拡大が続けば、さらに2週間後の10/11(日)まで延長されます。
こちらのまとめがわかりやすいので、ぜひご一読を。
・在インドネシア日本国大使館:ジャカルタ首都特別州における大規模社会制限の再強化(アニス・ジャカルタ首都特別州知事の決定)

原則として「必要不可欠とされる活動以外の目的で外出しないこと」とされています。
ほかに基盤分野や事業の人数制限、公共施設などの臨時閉鎖、飲食店のイートインの禁止、交通の乗車制限など。
マスク未着用者や事業者への罰則は段階的に上がっていきます。
経済的に脆弱な家庭に対しては、米などの生活必需品を12月まで配布するそうです。

▽PSBBはロックダウンではない
ジャカルタのCOVID-19タスクフォース責任者は「ジャカルタ首都特別州のPSBB自体は4月から継続されており、一度も取り消したことはない。感染の連鎖を断ち切るための取り組みとして内容を強化する。
またロックダウンではない。ロックダウンはすべての活動を禁止すること。経済的能力の向上=毎日働く労働者の収入を得る行為は引き続き可能」と説明しました。
・Bali Post(9/14付):ジャカルタのCOVID-19タスクフォースの責任者はPSBBを取り消さなかった

▽ジャカルタの入国管理局も25%出勤
バリ州を含む他州在住者や国外在住インドネシア人に関係するのは、ジャカルタの入国管理局(移民総局/イミグレ)の業務ではないでしょうか。
SNS(facebook/Twitter)に掲載しましたが、職員の出勤数が25%に制限されます(在インドネシア日本国大使館記載の(2)制限の内容、エ 政府部門、職員の人数制限に該当)。完全な閉鎖ではなくオンライン等での受付は可能ですが、ジャカルタ本局承認が必要なビザの発行業務に時間がかかり遅延することも考えられます。
気長に待つしかないですね。

←↑いつもクリックありがるんがん

バリ州の感染状況と政策


◆バリ州の感染状況

バリ州の感染状況は、州政府の分布データで確認できます。
・Pemerintah Provinsi Bali(インドネシア語):Peta Penyebaran COVID-19

Peta Penyebaran COVID-19画面のパソコン画面
↑画像をクリックすると表示できます


9/15(火)時点で、バリ州陽性患者数は7,380人
陽性患者数のうち、治癒者数は5,837人(治癒率79.09%)、死亡者数184人(死亡率2.49%)です(すべて累積)。
9月前半だけで陽性患者数が2千人以上増えました。全体のおよそ25%増!
またこの半月で116人死亡しました。過去3ヶ月を大幅に上回る数字です。

ウダヤナ大学公衆衛生学博士は「ウイルスの活動が非常に高いことを示している。政府と社会は、このパンデミックを過小評価しないよう協力する必要がある」と述べました。
・Bali Post(9/14付):9月中旬までにバリ島のCOVID-19死亡率は過去3ヶ月を超える、ウイルス専門家はこのサインとみなす

◇新規感染者数と増加エリア

バリ州での新たな感染者は急増しています。三桁台の日が多くなってきました。
9/1(火)160人、9/2(水)169人、9/3(木)174人、9/4(金)196人、9/5(土)165人、9/6(日)141人、9/7(月)173人、9/8(火)164人、9/9(水)174人、9/10(木)111人、9/11(金)144人、9/12(土)135人、9/13(日)113人、9/14(月)86人、9/15(火)68人

▽感染増加エリア
バリ州保健局博士によると、島内での伝送経路は地域感染です。
現在バリ州ではクルンクン県のみオレンジゾーン、その他8つの県と市はレッドゾーンに指定されています。
・Bali Post(9/11付):バリ島の8つの県と市がCOVID-19レッドゾーンに入る
・Bali Post(9/10付):クルンクン県はバリで唯一オレンジゾーン

連日の最大の症例数と死亡者数を記録しているのはデンパサール市
病院などの医療機関や官公庁が集中し、大きな市場も複数あることから、クラスターが発生しやすい状況にあります。さらにその同僚や家族など、濃厚接触者から次々発症しています。先日は大家族11人が隔離でまとめて搬送されました。
・Bali Post(9/14付):ふたたび、デンパサールがCOVID-19症例数の原因であり、最大の死亡例を記録
・Bali Post(9/14付):デンパサールはCOVID-19症例の最大の原因であるだけなく、最大の死亡例も記録
・Bali Post(9/14付):COVID-19が確認されたこの村の数十人の住民が医療チームによってピックアップ

次いでバドゥン県、ギャニャール県など、特に人の出入りが多いエリアで増え続けています。国内観光客の受入れ再開以降、観光エリアは島民の流動性が非常に高くなっていてクラスターが起きやすくなっています。
・Bali Post(9/11付):2日連続!バドゥン県がCOVID-19ケースに最も貢献

このほか、バンリ県・タバナン県・カランガッサム県に加え、今まで感染者が少なかったブレレン県・ジュンブラナ県でも新たな感染者や死亡者が増えています。

▽宗教行事の再開
すべての県で病院・政府機関・市場のクラスター加え、宗教儀式(礼拝・寺院建立祭・結婚式・葬式など)が再開されたことにより感染が拡大しています。
・Bali Post(9/3付):宗教儀式のクラスター出現、これはコスター知事

◇死亡者数

残念なことに、23日間連続で死亡者が記録されています。二桁台の日も出てきました。すべてインドネシア人です。
9/1(火)2人、9/2(水)5人、9/3(木)4人、9/4(金)9人、9/5(土)10人、9/6(日)7人、9/7(月)11人、9/8(火)12人、9/9(水)14人、9/10(木)9人、9/11(金)10人、9/12(土)7人、9/13(日)6人、9/14(月)5人、9/15(火)5人

簡単な内訳は以下の通りです。
・9/1(火)男性0人:女性2人(40代、70代)
・9/2(水)男性3人:女性2人(50代、60代、80代)
・9/3(木)男性4人:女性0人(40代、60代、70代)
・9/4(金)男性7人:女性2人(40代、50代、60代)
・9/5(土)男性7人:女性3人(40代、60代、70代)
・9/6(日)男性5人:女性2人(50代、60代、70代)
・9/7(月)男性7人:女性4人(40代、50代、60代、70代、80代)
・9/8(火)男性9人:女性3人(30代、40代、50代、60代、70代)
・9/9(水)男性8人:女性6人(40代、50代、60代、70代)
・9/10(木)男性7人:女性2人(40代、50代、60代)
・9/11(金)男性7人:女性3人(40代、50代、60代、70代、80代)
・9/12(土)男性3人:女性4人(30代、50代、60代、70代、80代)
・9/13(日)男性5人:女性0人:不明1人(50代、60代)
・9/14(月)男性2人:女性3人(40代、60代)
・9/15(火)男性4人:女性1人(50代、60代、70代)

世界的な傾向と同じく、男女比は6.8:3.2で男性が多め。年齢は40代以降が多く、50代と60代が最多です。30代は2人だけでした。
意外と80代も多いんですね。ご長寿!

前回のブログで「男性が多いのは喫煙や飲酒が主な原因との見方」と書きましたが、バリ人を観察してみると、まさにその通りだと思います。内臓や免疫力へダメージをもたらすはもちろん、それをたしなむ間の行為が感染に結び付きやすいなぁと。
ワルンや友人宅等に入った途端、マスクを外して喫煙。煙草を片手に談笑。ほぼ持ちっぱなし。マスク外しっぱなし。しゃべりっぱなし。
お酒(ビール・アラック・トゥアなど)は1つのコップに入れて、親族や友達と次々回し飲みします。東京のホストクラブで発生したクラスターの原因ですね。
いやはや、これでは同じ空間に感染者がいたら確実にうつると思います。マスクに加えて上記2つの習慣をやめるべきです。「べき」というのは偉そうで好きじゃないんですが、これは「べき」案件です。

ついでにいうと、社会的距離(ソーシャルディスタンス)が取れてないです。とにかく近い、誰も彼も近い。1m以上なんて離れてないです。
バリポストに掲載されている写真もツッコミ待ちかと思うほど、お手本となる人たちがくっついてます。たとえば県知事がマスク未着用者に正しいマスクを教える例など(ぜひ下記のURLをクリックして写真をご覧あれ)。相手の顔に手を伸ばしちゃってますからね。これ、ダメ、ぜったい。
・Bali Post(9/13付):規律の重要性、バドゥン知事はコミュニティを教育するため直接行く
・Bali Post(9/13付):市場では多くの高齢者がマスクを間違って使用

◇病床数

超ハイペースな増加に、指定病院の治療室が満床になりつつあります。新規患者が増えていることに加え、入院患者の治療が長引いてるケースも。
バリ州保健局博士は「9/8時点で668人が入院中。島内のコロナ対応のベッド数は778床あり、まだ110床ほど残っている。しかし今後このペースで増加するとまもなく満床になる」と警笛を鳴らしました。

ちなみに重篤な症状や先天性疾患がある場合はサンラー病院へ搬送されます。中等症の場合はウダヤナ大学病院、バリマンダラ病院および各地方病院に入院となります。島内の対応病院は現在55ヶ所だそうです。
・Bali Post(9/9付):毎日のCOVID-19症例は100人を超えて増え続けており、病院のベッドの容量はほぼ満杯

急増を予想して、各病院にはベッドの容量を増やすよう要請しました。
感染拡大予防のため(すでにかかってる人だけど)、個室を用意する、大部屋はベッドの間隔を離す、人員を追加するなどの対策が必要です。
タバナンの2病院と、ワンガヤ病院は病床を即増やしました。
・Bali Post(9/10付):ワンガヤ病院のCOVID-19隔離室はかつて満室だったが、今はこのベッドの割合で満たされている
・Bali Post(9/11付):タバナンのCOVID-19陽性が急増、2つの紹介病院

▽自己検疫隔離
軽度の患者は指定施設へ一定期間隔離されていましたが、現在は自宅での検疫隔離に切り替えられています。
入院していた陽性患者でさえも退院させられ、家族は不安を募らせました。病院いわく「隔離の完了基準を満たし、ウイルスはもはや活動していないか、していても伝染しない」とのことです。だ、大丈夫??
・Bali Post(9/10付):患者の家族は疑問を呈す、COVID-19綿棒結果が依然として陽性なのに退院

症状があるにも関わらず自己検疫の隔離をせず、地域社会からの追放を恐れて公にしない人たちは、最終的に拡散者となってしまいます。
バリ州BPBD代表は健康プロトコルの、1.マスク着用、2.手洗い、3.社会的距離の保持、を改めて強調し、「私たちには2つの選択肢しかない。それはマスクを使用して不快であるか、または人工呼吸器を使用して不快であるか」と述べました。
・Bali Post(9/14付):バリの毎日のCOVID-19症例数は増加、原因はコミュニティの無規律


◆バリ州 感染拡大下での新規制

急速な感染拡大に対し、8月下旬に出されたバリ州知事令「健康プロトコール」のままで良いのか、疑問の声や改善要望が増えてきました。
州政府はインドネシア政府やバリ州慣習村などと調整を行い、新たな政策を追加しました。

◇バリ州宗教調和フォーラムでの規制の回章

9/14(月)のバリ州フォーラム(FKUB)において、バリ州知事およびバリ州慣習村評議会(MDA)とインドネシア・ヒンドゥー教協会(PHDI)は「感染拡大下での宗教活動及び集会等の規制に関する回章」を発出しました。
・バリ州:バリでの宗教活動と群衆の規制に関するバリ州宗教調和フォーラムの回章
・Bali Post(9/14付):COVID-19クラスター拡大で、伝統的な村は闘鶏から決定的な行動をとるように求めらた

これによると、
・政府の方針や宗教指導者の指針に従うこと。
・異教徒も含め全ての宗教行事及び儀式は可能な限り延期すること。延期できない場合は参加者の人数制限を設け群衆を作らず、健康プロトコルに従うこと
・全ての宗教指導者は、礼拝や行事の場が密にならないよう指導すること
・特に闘鶏に関しては慣習村がしっかりした行動を取ること。警察も義務を果たすこと
などが定められました。
ただし、レッドゾーン以外は限られた参加者で実行可能です。

加えて、ププタン広場のように公共施設の一時閉鎖されます。しかし、ビーチなどの観光地は規制対象外です。観光地は混雑しないよう人数制限が求められます。

▽マスク着用
8/24発出、9/7施行となった「マスクの着用義務」に対し、一部の県知事は違反者に課金を科すことに消極的でしたが、改めて執行し、団結するよう強調しました。
・Bali Post(9/15付):COVID-19の広がりが急上昇、この知事は観光オブジェクトと国内観光客について州知事を述べた

住民から「この不景気に罰金を徴収するのはおかしい」とクレームが来たため、バンリ県とバドゥン県は「まずは指導」と言い、罰金徴収を一時見送りました。いや、罰金取られないよう付けろや!!
・Bali Post(9/11付):マスクのない市民に対する苦情、罰金の受取なし
・Bali Post(9/9付):バドゥンでプロークの訓練を実施、これはギリプラスタ県知事からの指示

▽回章発出までの流れ
9/6(日) 大統領特別スタッフコーディネーターが来島し、州知事と会談しました。その席で「健康危機への対処が優先事項。経済セクターの復活も重要で、アクセルとブレーキのバランスをとる必要がある」と言われました。ただし「バリ州はそれでも全国平均より下回っている、致死率も低い」とも。
よって中央政府から強制的なブレーキをかけられることは、この時点ではありませんでした。
・Bali Post(9/7付):大統領の特別スタッフのコーディネーター:バリはアクセルとブレーキのバランスをとる必要がある

9/8(火) バリ観光協会長とレギャン・チャングー・ティブブネンの各デサ長がミーティングを行い、「このまま地域感染が拡大し続けると、バリ島への観光客の信頼を高めることが難しくなる。死亡率は可能な限り低く、治癒数は、感染数よりも多くなければならない。クラスターを抑えることができれば、信頼が高まってより広いエリアを開くことができるだろう」と発言しました。
・Bali Post(9/8付):ローカル感染が拡大し続けると観光客の信頼を高めることが難しくなる

9/13(日) デンパサール市が群衆の可能性が高くなるルミンタン公園・広場、ププタン広場などの公共施設を再閉鎖しました。「スポーツやレクリエーションは大切だが、各自宅で行うようお願いする。夜遅くの無秩序な訪問者が懸念。うまくいけば再開」とのことです。
・Bali Post(9/13付):ふたたび閉鎖、デンパサールの3つの公共施設

9/14(月) バドゥン県の政府機関であるプスペン(Pusat Pemerintahan Kabupaten Badung)でのジョギングやサイクリングなどのスポーツ活動を再度禁止しました。
・Bali Post(9/14付):再び制限!! バドゥンPEMPでのスポーツ活動

9/14(月) ウダヤナ大学公衆衛生学博士が「医療と保険システムの崩壊を避けるために、政府は2つのオプションを検討する必要がある。
1つは大規模社会的制限(PSBB)。しかし実施するには補償が必要になる。
2つめは既存の社会活動の規制強化。この1ヶ月間で緩んでいた結婚式などの宗教行事を含む、多くの人を巻き込む社会活動を制限する」と。

はっきりいって、州にも県にもデサアダット(慣習村)にもLPDにもお米などの生活必需品を各家庭に配れるほどの予算はありません。ジャカルタのようにオフィスや工場などからの税収が引き続きあれば良いですが、観光メインのバリ州は厳しい状態。PSBBを簡単には選択できないのです。
・Bali Post(9/14付):COVID-19の蔓延に関して、政府はこれらの2つのオプションを検討する必要がある

上記を受けて、州知事は「群衆への注意。観光地にも制限をつける。住民は健康プロトコルに従うように。ただし、国内観光客の訪問は引き続き有効と述べました。
・Bali Post(9/15付):COVID-19の広がりが急上昇、この知事は観光オブジェクトと国内観光客について州知事を述べた


これらの追加措置で、ジャカルタ首都特別州もバリ州も、より感染者が激減するといいですね。そう祈ります。
ちなみに現時点でインドネシア人の往来を禁止している国は59ヵ国だそうです。このままでは他国との二国間協定の策定は難しい=バリ州の外国人観光客受け入れも先延ばしになっちゃいます。
・Bali Post(9/10付):COVID-19の症例数が増え続けている、バリ島がPSBBを望まない場合、これが優唯一の選択肢

次のガルンガンには明るいニュースであふれていると良いけども…どうなることやら。
では、ごきげんよう。

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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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