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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

[現在]フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動。

[略歴]百貨店の広告担当、広告代理店のタレントキャスティング、制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナー。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

[趣味]食べ歩き。最近ハマってるのはアシュタンガヨガ。

[バリ歴]1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活。クロボカン端のダルン在住

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【バリ島】4月下旬:コロナウイルス感染状況と政策(その1)

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する「バリ島」の感染状況、州や県の対策および現状について、主に現地ニュースサイトBaliPost(バリポスト)在インドネシア日本国大使館在デンパサール日本国総領事館からのお知らせなどをもとに抜粋してまとめていきます。
第1弾は「バリ州の感染状況」「バリ州感染者の内訳」「インドネシア政府とバリ州の取り組み(時系列)」などです。

あてくしが全県を取材して回ったわけじゃないので(むしろ近所しか行ってない)、各県の実情はわかりかねますし、エリアによってかなり差があるかもしれません。また、すべての情報を網羅しているわけではありません。日々刻々と変化していますので、最新版や詳細は必ず各自でご確認くださいまぺ。

バリ州の感染状況


バリ州のコロナウイルス感染状況は、BNPB(国家防災庁)の公式サイト内にある「Kasus per Provinsi(州別のケース)」で確認できます。毎日夕方更新です。
・BNPB(インドネシア語):COVID-19 / Situasi Virus Corona

インドネシア「BNPB(国家防災庁) Situasi Virus Corona」Memo Bali
BNPB Situasi Virus Coronaのパソコン画面
↑画像をクリックすると表示できます


4/19(日)16:00の集計で、インドネシア陽性患者数6,575人、24時間での増加数327人。陽性患者数のうち、治癒者数686人(治癒率10.43%)、死亡者数582人(死亡率8.85%)。
1週間前(4/12付)のブログから陽性患者が2,334人も増えました。東南アジアで1位ですって。


バリ州のみはPemerintah Provinsi Bali(バリ州政府)の公式サイト内にある「Peta Penyebaran COVID-19(コロナウイルスマップ)」で、より詳しく確認できます。
・Pemerintah Provinsi Bali(インドネシア語):Pemerintah Provinsi Bali / Peta Penyebaran COVID-19

バリ州「Pemerintah Provinsi Bali(バリ州政府) Peta Penyebaran COVID-19」Memo Bali
Peta Penyebaran COVID-19画面のパソコン画面
↑画像をクリックすると表示できます


4/19(日)時点で、バリ州陽性患者数135人、治癒者数38人(治癒率28.14%)、死亡者3人(死亡率2.2%)。
残念なことに、4/18(土)死亡者が1人増えました。

←↑クリックおねげーしますだ

◆バリ州感染者の内訳

◇陽性患者
バリ州政府のコロナウイルスマップによると、陽性患者135人のうち、外国人は8人、インドネシア人は127人です。
治癒者38人のうち、外国人4人、インドネシア人34人。
また、治療中の患者は94人で、外国人2人(うち1人帰国)、インドネシア人92人。

デンパサール市の感染者数がもっとも多く、次いでバンリ県、3位がギャニャール県、4位はバドゥン県とブレレン県、6位がクルンクン県、7位がカランガッサム県、8位がジュンブラナ県、9位がタバナン県です。
なお、感染者数増加にともなって、順位は入れ替わります。

バリポストによると、4/17(金)付で陽性患者124人中81人が海外からの輸入症例で、うち77人がインドネシア人の国外労働者(PMI/Pekerja Migran Indonesia )です。
・BaliPost:BALI TAMBAH 11 KASUS POSITIF COVID-19, SEBARANNYA SEPERTI INI(バリ島はCOVID-19の11の陽性例を追加し、このように広がる)

政府による外国人の入国や乗継が禁止されて以降、感染源の多くがPMIとなっていて、今後も彼らからの発症とローカル内感染が予想されます。彼らに対するバリ州の対処方は後述します。

◇死亡者
亡くなった3人は、下記の通りです。

1)3/11:イギリス人、女性、53歳、旅行者、持病あり(肺と心臓病・高血圧・糖尿病)
・BaliPost:INI, IDENTITAS WNA PASIEN INFEKSI MENULAR DI RSUP SANGLAH YANG MENINGGAL(サンラー病院で感染症により亡くなった外国人の身元)

2)3/15:フランス人、男性、71歳、在住または長期滞在者、持病あり(心臓病・糖尿病・骨粗しょう症)
・BaliPost:DIPASTIKAN, WNA MENINGGAL DI PINGGIR JALAN IMAM BONJOL POSITIF COVID-19(イマンボンジョール道路脇で亡くなったコロナ陽性外国人)
・BaliPost:BEGINI, KETERANGAN PACAR WNA MENINGGAL DI JALAN IMAM BONJOL(イマンボンジョールで亡くなった外国人のガールフレンドの説明)

3)4/18:インドネシア人、男性、51歳、デンパサール市トンジャ在住イスラム教徒(バリ育ち)、持病あり(1年以上の息切れ・喘息、糖尿病?)
・BaliPost:DIUNGKAP, RIWAYAT PASIEN POSITIF COVID-19 MENINGGAL DI BALI YANG TERBARU(COVID-19陽性患者がバリ島で死亡したことが明らかに)
・BaliPost:DI SINI, PASIEN POSITIF COVID-19 MENINGGAL TERBARU DIMAKAMKAN(最新のCOVID-19陽性患者が埋葬)

インドネシア国内の感染は34州に広がっていますが、
バリ州死亡率が非常に低く(うち2人は外国人)、治癒率は高くなっています。
現時点で、生粋のバリ人(バリアスリ)から死亡者は出ていません。免疫力と回復力、めっちゃすごくね?!

※4/21追記:アメリカの病院で4/20(月)にメングウィ出身の41歳バリ人がコロナウイルス感染により亡くなりました。クルーズ船の乗組員でした。
・BaliPost:DIDUGA COVID-19, NAKER KAPAL PESIAR ASAL BADUNG MENINGGAL DI LUAR NEGERI(COVID-19によりバドゥン出身のクルーズ員が海外で死亡)
※4/22追記:4/21(火)デンパサールのサンラー病院で、ジュンブラナ(ヌガラ)県出身・デンパサール市クシマン在住の52歳男性亡くなりました。クルーズ船の乗組員でポルトガルで感染したとみられています。
・BaliPost:BERTAMBAH, PASIEN POSITIF COVID-19 DI BALI MENINGGAL(バリ島のCOVID-19陽性患者が死亡)

◇外国メディアの反応
アジアタイムズは「バリ島のCOVID-19に対する神秘的な免疫」という記事を掲載しています。
・Asia Times(英語):Bali's mysterious immunity to Covid-19(バリ島のCOVID-19に対する神秘的な免疫)

記事には「バリ島は人口420万人、外国人数千人在住にも関わらず、病院が患者で溢れたり、火葬が急増したり、蔓延しているという事例や証拠はありません」と綴られています。

これに対し、バリポストは「たしかに神々の島では流行の兆しがありません。しかし、4/14(火)までに7,900人余りのPMIが帰国し、約22,000人がいるため、その数はまだ増え続けると推定されます」と追記しています。
・BaliPost:MEDIA ASING SEBUT BALI MILIKI IMUNITAS MISTERIUS HADAPI COVID-19(“神秘的な免疫COVID-19”と外国メディア)

バリ州の基本情報


そもそもジュンブラナ県とかバンリ県ってどこやねん?という方のために、バリ州の9県と主なエリアを一覧表にしました。
スマホ等で見にくい場合は横画面にしてください。ご存じの方は次項目へどうぞ。
地方自治体
(Provinsi)
リージェンシー
(Kabupaten)
地区
(Kecamatan)
主なエリア(観光地・名所)
インドネシア共和国
 バリ州バドゥン県クタ、メングウィ、ペタンなどクタ、レギャン、ヌサドゥア、ジンバラン、チャングーなど
バンリ県バンリ、キンタマーニなどキンタマーニ、バトゥール湖など
ブレレン県ブレレン、バンジャール、スカサダなどシンガラジャ、ロビナ、ギギッの滝など
ギャニャール県ウブド、ギャニャール、スカワティなどウブド、テガララン、スカワティ、ギャニャールなど
ジュンブラナ県ジュンブラナ、ヌガラ、ムラヤなどギリマヌク港、メデウィビーチなど
カランガッサム県カランガッサム、マンギシ、シドゥメンなどアグン山、ブサキ寺院、アメッド、チャンディダサなど
クルンクン県クルンクン、ヌサペニダなどスマラプラ、クサンバ、ヌサペニダ、レンボンガンなど
タバナン県タバナン、バトゥリティ、クディリなどジャティルイ、ブラタン湖、タナロット寺院など
デンパサール市デンパサール東・西・南・北デンパサール、サヌール、レノンなど

インドネシア政府とバリ州の取り組み(時系列)


インドネシア政府による感染拡大防止策に従い、州ごとに制限措置や要請が出されています。
これまでのインドネシア政府(イ)とバリ州(バ)の主な取り組みを、時系列で簡単にまとめてみました。日にち・内容・情報ソースの順に並べています。

◆2月

・2/5(水)~:(イ)中国本土との直行便の運航停止、14日間以上滞在の外国人の入国および乗継禁止:在インドネシア日本国大使館
・2/22(土):(バ)東京都60代男性が感染を公表。2/15~19間バリ島渡航:在インドネシア日本国大使館

◆3月

・3/2(月):(イ)ジャカルタ郊外で国内初の感染確認。日本人から:在インドネシア日本国大使館 / 日経新聞
・3/3(火):(イ)日本に対するインドネシア自国民向けの渡航情報を発出:在インドネシア日本国大使館
・3/5(木):(イ)中国に加え、イラン・イタリア・韓国の3ヶ国の入国管理措置を発表:在インドネシア日本国大使館
・3/11(水):(バ)島内滞在の英国人、新型コロナで国内初の死者:在デンパサール日本国総領事館 / 日経新聞
・3/16(月):(イ)ジョコウィ大統領声明,ジャカルタ特別州知事等メッセージ:在インドネシア日本国大使館
・3/16(月)~:バリ州公立校の休校開始
・3/20(金)~:(イ)追加的な入国規制措置。日本を含むすべての国に対する短期滞在免除等停止。インドネシアの在外公館で査証要取得:在インドネシア日本国大使館
・3/20(金)~:(イ)ジャカルタ特別州政府による娯楽産業の運営の一時的停止:在インドネシア日本国大使館
・3/22(日):(バ)ムラスティの縮小要請:BaliPost
・3/24(火):(バ)州知事によりオゴオゴ禁止要請:BaliPost
・3/25(水):(バ)サカ暦新年ニュピ。例年通り朝6時~翌朝6時まで外出禁止。空港閉鎖、飛行機の離発着なし
・3/26(木):(バ)ンゲバッゲニ。州知事より外出自粛要請。ギャニャール県、交通アクセス封鎖を通達。他県もならって閉鎖:BaliPost
・3/27(金)~31(火):(バ)州知事より引き続き外出自粛要請。道路封鎖なし。夜間娯楽施設やアクティビティの閉鎖要請:在デンパサール日本国総領事館
・3/28(土)~:(日本)インドネシアを含む東南アジア7ヶ国他からの入国検疫を強化:在インドネシア日本国大使館

◆4月

・4/2(木)~:(イ)追加的な入国規制措置。一部の例外を除き、外国人の入国・乗継禁止:在インドネシア日本国大使館 / Memo Bali Blog
・4/8(水):(バ)慣習村評議会で4/18~20の3日間ニュピの実施を提案:在デンパサール日本国総領事館
・4/9(木):(バ)協議の結果、ニュピの実施中止:在デンパサール日本国総領事館
・4/10(金)~23(木):(イ)ジャカルタ首都特別州で「大規模な社会的制限(PSBB)」実施:在インドネシア日本国大使館 / Memo Bali Blog
・4/15(水)~28(火):(イ)西ジャワ州主要5地域(ボゴール県・市、デポック市、ブカシ県・市)でPSBB実施:在インドネシア日本国大使館
・4/17(金)~30(木):(イ)スマトラ島リアウ州プカンバル市でPSBB実施:NNA ASIA
・4/18(土)~5/3(日):(イ)西ジャワ バンテン州(タンゲラン県,タンゲラン市,南タンゲラン市)でPSBB実施
・4/24(金)~:(イ)南スラウェシ州マカッサル市でPSBB実施(予定):detik news

※追記:各地のPSBBが延長になっています。詳しくは下記に掲載しています。
・Memo Bali Blog:【インドネシア】4月下旬:コロナによる帰省禁止措置とその影響 対象エリアと期間

洗い出してみると、かなりたくさんありますね。ゼーハーゼーハー…。とりこぼしがあるかもしれません。気づいたらこっそり教えてください。

◇たびレジ登録を
外務省の「たびレジ」に登録すると、指定国やエリアの安全情報などがメールで届きますわよ。どなたでも無料で登録できます。
大使館や領事館のご担当者は、例年の数倍の情報を発信してるんじゃないでしょうか。休日や夜間もメール届きますから。いやはや、頭が下がります。
・外務省:たびレジ

◆現時点でバリ州はPSBB実施はなし

繰り返しになりますが、バリ州での「大規模社会制限(PSBB)」やロックダウンは現時点で発令されていませんし、実施の予定もありません

国外労働者(PMI)の帰還フローにより、島内でコロナウイルスが拡散するリスクは増大していますが、正しい防止策(マスクの使用、手洗い、身体的距離、屋外での活動減など)で抑制し続けるほうがリスクが少ないと説いています。
政府が負担すべき費用だけでなく、食糧問題・社会問題・経済問題も引き起こす可能性があり、まだ時期ではないとの判断です。
たしかに、バリ州感染者の内訳を見る限り、感染者は増えてるものの、死亡者が少ないですよね。
とはいえ、エスカレートした場合の発出は考えているようです。
・BaliPost:INI, RISIKO DIHADAPI BALI KALAU BURU-BURU AJUKAN PSBB(急いでPSBBを提案した場合にバリが直面するリスク)

マスク着用義務やギリマヌク港での検査強化など規制が厳しくなっているものもあります。
・BaliPost:BERAKTIVITAS DI LUAR, MASIH BANYAK DITEMUKAN WARGA TAK BERMASKER(外での活動で、まだマスクをつけない人が多数)
・BaliPost:PEMERIKSAAN DI PELABUHAN GILIMANUK DIPERKETAT(ギリマヌク港での検査が強化)

逆に、道路を勝手に封鎖しないよう警告し、改善されました。緊急車両の通行や物流の妨げになりますからね。
・BaliPost:PENCEGAHAN COVID-19, JANGAN SAMPAI ADA AKSI BLOKADE JALAN(COVID-19の防止、道路封鎖行動はなし)
・BaliPost:HADAPI COVID-19, WARGA DIINGATKAN TAK BLOKIR JALAN(COVID-19に直面して、住民は道路を塞がないように警告された)

◇国外労働者に対する姿勢
国外労働者(PMI)への公的拒否や差別は、バリ州知事・デサアダット(慣習村評議会)・PHDI(インドネシア・ヒンドゥー教協会)の共同宣言で、行わないよう求められました。
「彼らが働いていた国の企業から帰されたために戻ってきたバリの市民です。バリ島とインドネシアにとって大きな外貨獲得者であります。人間の価値観、礼儀、平等などを優先付け、バリの文化的価値観に従って仲間との喜びと一体感に気づきましょう」とのことです。
・BaliPost:SIKAPI PENOLAKAN MASYARAKAT TERHADAP PMI, INI SERUAN GUBERNUR, MDA DAN PHDI(PMIのコミュニティの拒否に対する、知事、MDAおよびPHDIの呼びかけ)


いろいろ詳しく書くつもりが、すでにもりもりですわね。今日はこのへんで。
第2弾以降は「州独自の社会制限」「制限による影響」「今後の見通し」などについて綴る予定です(予定は未定)。
本業(Webデザイン)と並行しつつ、記事を読んだりまとめているため、なかなか書けなくてすみませんべいぶとん。連日感染者が増えて、そのたびに率を計算しなおすのが面倒で、まずは第1弾をアップしましたのよ(自業自得)。

では、ごきげんよう。

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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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