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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

[現在]フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動。

[略歴]百貨店の広告担当、広告代理店のタレントキャスティング、制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナー。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

[趣味]食べ歩き。最近ハマってるのはアシュタンガヨガ。

[バリ歴]1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活。クロボカン端のダルン在住

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【バリ島の近況】1~2月:(その2)祭事・火災・渋滞ほか

バリ島の様子(その2)をお伝えします。
天気・レート・コロナ関連は(その1)をご覧くださいまぺ。

バリ島全土


◆お祭りシーズン到来

現在、バリ島はお祭りシーズン真っ盛りです。
うちの周りは寺院やバンジャール(町内会)の集会所が多く、ガルンガン&クニンガンに加えて、オダラン(寺院建立祭)、ウパチャラ(お祝い)、さらに来月のオゴオゴ(大晦日の悪霊祓い)に向け、連日連夜どこかからガムランの音色が聞こえてきます。

バリガムランってジャワガムランに比べると、アップテンポなのが特徴の1つですよね。バリは神様に、ジャワは王様に、捧げる舞踊と演奏と言われています。
バリガムランでも、オダランとオゴオゴとガベン(葬式)では、曲・テンポ・楽器・音量などが異なります。日中のオダランは奉納舞踊のルジャンやガボールなど優雅でややメロウな曲。夜のオダランは善と悪の戦いを描いたチャロナランなどちょっと不気味でおどろおどろしい曲。オゴオゴは悪霊を追い祓うためなので高速連打のけたたましい曲です。

オゴオゴ(はりぼての人形)制作にも力が入り、各バンジャールには作りかけが置いてあります。

バリ島「Ogoh-ogoh(オゴオゴ)」

オゴオゴ大好きっ子、いや、大好きBBAとしては今から超ぉぉ楽しみです♪ 詳しくは過去のブログでどうぞ。
オゴオゴは続くよ、どこまでも?!
伝統楽器ガムラン好きにたまらない♪

3月終わりまで祭事デイズは続きますわね(エリアによる)。

2020年の年間祝祭日一覧はMemo Bali インドネシア・バリ島 年間祝祭日一覧でどうぞ。

←↑立て続けにクリックおねげーしますだ


◆アグン山の活動状況と地震

前回のブログに続き、アグン山では大きな火柱が上がるほどの噴火は観測されていません。
ただ、インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)の設置したCCTVによると、現在もクレーターから白煙が上がっています。煙の高さはピーク時で50mだとか。
・BaliPost(インドネシア語):PANTAUAN CCTV, AKTIVITAS VULKANIK GUNUNG AGUNG MASIH CUKUP TINGGI(CCTVモニタリング、アグン山の火山活動はまだかなり高い)

アグン山の警戒レベルは3(警戒)のままです。
半径4km以内立入禁止、登山や観光等はできません。雨季は溶岩流や堆積物が川へ流れ出る危険性があるため、二次災害にも注意してください。

また、地殻変動による地震が起きています。
1/16(木)午後6時13分カランガッサム南東の海上で3.4SR(SRの説明)、2/1(土)午後17時20分ヌサドゥア南西の海上で4.4SRの揺れを観測しました。
ユーラシアプレートへのインド・オーストラリアプレートの沈み込みによるものだそうです。ともに津波の心配はありません。
・BaliPost(インドネシア語):GEMPA, DAMPAK DI KARANGASEM NIHIL(カランガッサムでの地震の影響)
 GEMPABUMI 4,4 SR GUNCANG KUTA(クタで4.4SRの揺れ)


◆島内の地下鉄敷設(案)

先日SNS(facebooktwitter)に書いた通り、空港-クタ間で線路敷設(予定)とのニュースが出ました。
・THE BALI SUN:NEW LIGHT RAIL TRAIN IN BALI WILL CONNECT AIRPORT TO CENTER OF KUTA(空港とクタ中心部を結ぶ列車を建設)

この記事によると「ジャカルタのMRTのようになります。バリの文化では15m以上の建物が禁止されているため、LRTを完全に地下に建設します」と。
うーん。空港付近って地形がくびれてますよね?もとはヌサドゥアが別の島で、本島とつなげたから。そんな地盤が不安定なところを掘って固めて地下トンネル造るんですかね?

さらに「このプロジェクトは、韓国鉄道公社(KRNA)と国営建設会社のニンディア・カリヤとともに、韓国海外インフラ都市開発公社(KIND)との共同協力です」と。
韓国には地下5階の建物とか普通にありますが、それは大陸で地震が少ないから。インドネシアは島国、バリ島には警戒レベル3の火山もあります。日本の地下採掘技術は地震対策万全かつ世界トップレベルなのに…

さらにさらに「着工から1年半で完成予定」って。
大江戸線はなんだかんだで構想から30年かかったYO!

教えてくれた人生のパイセンいわく、「LRTとはライトレールトランジットで、輸送力が軽量な都市旅客鉄道。地下鉄はしっかりした車体じゃないと」と。
もう何もかも無理ゲーっぽいYO!

バリポストに続報が載ってました。
この件、ジャカルタ主導で計画されたらしく、バリ州としては了承していない模様。優先プログラムにもなっておらず、お偉いさんは一様に口をつぐんでるとか。
・BaliPost:DIGEMPUR PEMBANGUNAN INFRASTRUKTUR, BALI DALAM KUASA JAKARTA(ジャカルタパワーのバリ島のインフラ開発による攻撃)
 PEMPROV BALI SEBUT PROYEK LRT TAK MASUK PRIORITAS DI TAHUN INI(バリ州政府、今年は優先順位を付けないLRTプロジェクトを呼びかけ)

ちなみに、ジャカルタのMRT(都市高速鉄道)は清水建設と国営建設アディ・カルヤのJV(共同事業体)ですって。着工から運転開始まで4年半の予定。何この差?
・NNA ASIA:清水建設JVが契約調印、MRT第2期工事


このあと、バリ島縦断の高速道路を着工から2年で完成させるというニュースも出ました。笑えないギャグ連発かYO!とツッコミたくなったので詳細は書きません。
それより何より、ゴミ処理場を整備していただきたいです。ビニール袋やストロー禁止も大事。処理できる施設はもっと大事。


◆トランススタジオモール火災

デンパサールのJl. Imam Bonjolにある大型ショッピングモール「Trans Studio Mall(TSM/トランススタジオモール)」で、2/26(水)午後8時20分ごろ火災が発生しました。
フードエリアのテナント1つが全焼。出火原因は調理場の油ですって。
・BaliPost:TSM KEMBALI KEBAKARAN(TSMが再び火事)

TSMでは1/13(月)夜にも最上階のネオンボードが燃える事故がありました。電気系統の不備だったようです。
・BaliPost:PAPAN NAMA TSM TERBAKAR, SEJUMLAH SAKSI DIPERIKSA(TSMサインボードの焼失、多数の証人の調査)

どちらの火災も燃え広がることなく、死傷者はいないとの報告です。


◆チャングーの交通渋滞と一方通行

雨季は例年閑散期です。特に12月上旬と1月中旬~2月中旬にかけては空いています。
クタのGang Poppiesでお客さんがまーーったく写っていない風景写真がSNSにアップされていたり。

クロボカン~チャングー周辺も繁忙期に比べると空いてるものの、日にちや時間、店舗によってめちゃくちゃ混んでます。
特にJl.Raya Cangguは車の渋滞がひどく、午前10時ごろから夕方まで連日警官が交通整理していてもノロノロ走行です(進むだけマシ?)。そもそも道がクランクしているので詰まりやすいんですよね。
先日渋滞の様子を動画に撮ってみました。このブログに掲載できないため、のちほどSNSにアップします。

で、渋滞を避けるために狭い裏道を走る輩が続出。その道で車やバイクが田んぼに落ちたり、橋にこすったり。
今月から裏道2ヶ所が車のみ一方通行になりました。通行予定の方はご注意ください。
Gg. Batu Sari:クロボカンのウマラス→ティブブネンのブラワが可(逆は不可)
Jl. Anggrek(通称チャングーショートカット):チャングーのバトゥボロン→ティブブネンのブラワが可(逆は不可)
バリ島「Gg. Batu Sari(ガン バトゥサリ)」  バリ島「Jl. Anggrek(ジャラン アングレッ)」


◆クロボカンに中規模国際病院

クロボカンカジャ(クロボカンの北側)に中規模の国際医療センター「RSU-GARBAMED(ガルバメッド病院)」が開業予定です(オープン日未定)。
バリ島「RSU-GARBAMED(ガルバメッド病院)」

場所はこちら。


これまでクロボカン~チャングーエリアには、観光客向けだとクリニック(SiloamSOSBaliMedなど)しかありませんでした。大きなケガや病気の場合、クタやデンパサールにある本院(総合病院)へ移動しなければなりません。
ローカル住民向けの病院はいくつかあるものの、設備が整っているとは言えず。カパルに大きな総合病院「Rumah Sakit Daerah Mangusada Badung(マングサダバドゥン病院)」はありますが、大規模工事中です。

観光客と住民にむけた医療センターが新しくできるのはありがたいことです。
ただ…うちの近所なんです…えぇ、勘の良い方はおわかりですね?前述のとおり、寺院やバンジャールが多く、頻繁に通行規制されるエリア。急患が出た場合、祭事が優先されるのか、救急車なのか。たぶん通行止めのまま、他の病院へ回されるんだろうなと予想しています。それがバリ島☆


いつも以上にもりもりになってしまいましたね。
最後まで目を通してくださった読者の皆さま、お疲れさまでした。
では、ごきげんよう。

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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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