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プロフィール

梶 ナナカ (かじななか)

webデザイナー/ライター

[現在]フリーランスで日本の企業様からwebデザインを受注。合間にバリ島に関する執筆活動。

[略歴]百貨店の広告担当、広告代理店のタレントキャスティング、制作会社のコピーライター、メルマガ担当を経て、webデザイナー。企画・構成からデザイン、コーディングまで行えるのが強み。
お仕事のご依頼はこちら:info[at]memobali.com([at]→@)

[趣味]食べ歩き。最近ハマってるのはアシュタンガヨガ。

[バリ歴]1999年 バリ島初渡航。ハマって年3回ペースに。
2001年 サヌール地区で1年弱滞在。ディープな面を知る。
2002年 結婚
2011年~ 日本とバリ島、半々の滞在生活。クロボカン端のダルン在住

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【知っ得】海外送金「トランスファーワイズ」は圧倒的に早くてお得

ネットから簡単に海外送金できる「TransferWise(トランスファーワイズ)」をご存じかしら?
あてくし、3日前にまぐまぐ MONEY VOICEの記事で知りましたの。

さっそく使ってみましたよ。
めっちゃ早くてお得ぅぅーーー☆
・開設→承認→送金→着金まで、たった1時間弱で完了(最大3営業日の表記あり)
・政府公認両替レートは1円=Rp134.75なのに、仲値のRp136.019で換金('18.10/16 13:00時点。為替レート保証なし)
・手数料は両替額の0.75%+180円(ルピアの場合。通貨により異なる)

海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
↑画像をクリックするとページにリンクします(以下すべての画像はトランスファーワイズジャパンより)

ただし、
・日本からの送金には
 A.日本居住者:本人確認書類とマイナンバー関連書類の提出が必要(2回目や10万円以上の送金には併せて住所認証)
 B.日本非居住者:運転免許証または日本国パスポートなどの本人確認書類および書類と一致する日本の居住地が必要(書類送付可能な住所。実家とか)
・日本からの送金方法は銀行振込またはデビットカードのみ
・日本からの送金上限額は1回あたり100万円まで(1日の限度額規定はないものの、複数回だと一時停止措置あり)
・日本は個人のみ。法人は不可(現在準備中)
・日本では送金と受取の両方可。インドネシアは受取のみ(インドネシア→日本は不可)
・インドネシアでの受取は受取人名義の銀行ルピア口座のみ
です。

送金国や通貨によってルールが異なります。詳しくは「ヘルプ>送信可能な国」をご覧あそばせ。
インドネシアへの送金前に「JPY(日本円)の送金について」と「IDR(インドネシアルピア)の送金について」もご一読ください。

先日「外国紙幣の入出金ルールが変わったよの巻」に書きましたが、インドネシアの1人あたり申告不要な外貨持込限度額はRp100Juta=1億ルピア未満(1円=Rp134.75として約74万円未満)です。
そして、おまけ2に書いた通り、高額送金(約74万円以上)ならインドネシアの認可済銀行に円口座を開設して円送金が一番確実かつ安全です。たとえば国営銀行BNIに円口座を作り、東京支店から送金するとか。
申告不要な限度額(Rp100Juta未満)であれば、このトランスファーワイズが良さそうですわね。

←いつもクリック、ありがとうございますおさん

既存サービスとトランスファーワイズの違い


◆日本の銀行から送金


海外送金といえば、かつてはいわゆるメガバンク(三菱UFJ銀行みずほ銀行三井住友銀行)やゆうちょ銀行から、ここ数年は実店舗のないネット銀行(楽天銀行ソニー銀行など)から、受取人名義の海外口座へ送金するのが一般的ですね。
ただ、日本の銀行経由だと送金手数料やら中継銀行手数料やら何やらかんやら750~5,500円程度かかるうえに、独自の両替レートで計算されるため、ものすごぉーく不利なんですよ。
銀行によっては取扱通貨の種類が少なく、円→ドル→ルピアと2段階換金されますし。


◆国際送金サービス


少額送金なら口座不要の国際送金サービス(ウエスタンユニオンマネーグラム)が便利。
取扱窓口やコンビニなどから即入金可(マイナンバーの提示は必要)。送金手数料は金額に応じた定額制。レートは銀行より悪くなく、早ければ当日または翌営業日には着金します。
受取は現地の取扱店に本人確認書類(パスポートなど)と送金者から通知された番号を持っていけば、たいていスムーズにできます。

ちなみにインドネシアへの送金手数料は下記の通り(送金国によって異なります)。
手数料だけ見ると、送金額が18万円超えたらマネーグラムがお得ですわね。
でも両替レートを見てから決めたほうが良いと思います。

ウエスタンユニオン
送金額手数料
1円 - 10,000円990円
10,001円 - 50,000円1,500円
50,001円 - 100,000円2,000円
100,001円 - 250,000円3,000円
250,001円 - 500,000円5,000円
500,001円 - 1,000,000円6,500円

マネーグラム
送金額手数料
1円 - 10,000円460円
10,001円 - 50,000円880円
50,001円 - 250,000円1,480円
250,001円 - (上限額まで)1,980円


◆トランスファーワイズ


風雲児のごとく現れた「トランスファーワイズ」。
既存のシステムを使わず、SkypeやLINEのようにP2Pを利用した送金サービスです。
何がすごいって、実際にお金を送り合わないところ!
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
世界中に現地通貨口座を持っていて、たとえば日本で送金者の円がトランスファーワイズの口座へ入金されると、その連絡だけインドネシアへ。そしてインドネシアでトランスファーワイズの口座から受取人の口座へルピアが速やかに支払われます。
お金を動かさない=コストがかからないため、手数料も少額で済むんですって。

両替レートは「隠れコストがない本当の為替レートが適用」されます。
実は多くの金融機関は本来の為替レートに手数料(スプレッド)を上乗せしてるんです。
おまけ2に書いたように、インドネシアの両替所も大元の銀行と売買しています。さらに人件費を含む維持費や税金も納めなきゃいけないですから当然利益分がのってます。でないと潰れますね。

トランスファーワイズは、本当の為替レート=仲値(なかね)またはミッドマーケットと呼ばれる「金融機関で顧客が外貨を売買する基準レート」を採用。
通常 一般人には適用されませんが、いくつかのサイトで公開されています。たとえば、日本円→インドネシアはこちら(変動)。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
このところ円高ルピア安が続いてるものの、見たことない高値表示されて目ん玉飛び出るかと゚(∀) ゚

そんなに手数料が安くてレートが良いなんて…怪しくね?違法じゃね?と疑いたくなりますよね。
ちゃんと「内閣総理大臣の登録を受けた資金移動業者(登録番号:関東財務局長第 00040号)」と利用規約および各ページ最下部に明記されてます。
しかも三井物産とWiLが出資してるんですって。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

信頼性と安全性は高めですが、この先何がどうなるかはわかりません(特にインドネシア側)。
ご利用は自己責任でどうぞ~。


トランスファーワイズの登録と使用手順


トランスファーワイズはPC版とアプリ版(iOS/Android)があります。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

スマホにアプリをインストールしましたが、登録はパソコンから行いました。
よって以下の手順はPC版になります。


◆口座開設(初回のみ)


まずは画面右上にある「口座を開設する」をクリックします。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

メールアドレスのほか、Googleやfacebookでも出来ます(個人名じゃないfbは不可)。
あてくし、メアドにしました。「個人」を選択し(法人は現時点で準備中につき不可)、メールアドレスと任意のパスワード(文字と数字で最低9桁)を入力。そして「口座を開設する」をクリックします。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

数秒~数分後に、トランスファーワイズから「Confirm your email address」というメールが届きます。
メール内にある「Confirm my email address」をクリック。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
これでメールによる認証は完了です。


◆送金設定


トランスファーワイズに登録したメールアドレスとパスワード(またはGoogleかfb)でログインします。
送金画面が出てくるので、送金額と通貨、さらに受取通貨を設定します。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
即座に、送金額に応じた手数料、手数料を引いた両替残額、予定レート、着金予想日が表示されます。

初回で10万円以上または2回目だと住所確認のアクティベート後しかできません。
そこでちょいギリの98,000円を送ってみることにしました。

画面の下にある「料金を比較する」をクリックすると、この時点での仲値レートおよび他社との受取額の差が表示されます。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

「送金する」または「次へ」をクリック。個人か法人か聞かれますので、「個人口座」を選択します。


◆個人情報と口座設定(初回のみ)


送金者の個人情報を入力します。
あてくし、この手順ではなく、事前にプロフィール入力しちゃってたんですけど。
順を追っても、先に済ませても、結果は同じです。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
First nameが名前で、Last nameが名字。
本人確認書類や銀行口座との照会にもなりますので、すべて正確に入力してください。生年月日とかサバ読んじゃダメ!

自分の銀行口座と受取人口座を両方設定します。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

日本の銀行は口座名義人のフルネームが通常カタカナです。
通帳の1ページ目に記載されているので確認してください。
銀行名と支店名は最初の文字を入れるとサジェスチョン機能で表示され、そこから選択できます。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

受取人の通貨(インドネシアはIDR)を設定します。
口座の名前はたいていローマ字(英語)です。通帳等で確認しましょう。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
インドネシアの場合、送金先はBank(正規の銀行)のみ設定できます。BPR(Bank Perkreditan Rakyat/信用金庫)は不可です。銀行名は最初の文字を入れるとサジェスチョン機能で表示されて、そこから選択できます。
支店名の入力欄がなく、本店(ジャカルタ等)しか表示されなくても、あてくしはバリ島内の支店で着金できました。銀行によるのかもしれません。
まぁ間違ってても口座名義が合致しない限り返金されるので、ためしに入れてみるのも手です。


◆本人確認(初回のみ)


日本から送金する際は、マイナンバー等の本人確認書類の提出が必要です。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
A.日本居住者:本人確認書類とマイナンバー関連書類の提出が必要(2回目や10万円以上の送金には併せて住所認証)
B.日本非居住者:運転免許証または日本国パスポートなどの本人確認書類および書類と一致する日本の居住地が必要(書類を送付可能な住所。実家とか)

送金者本人が本人名義の口座から送る場合は当本人の、
ご家族がご家族名義の口座から送る場合はそのご家族本人の確認書類を提出します。

あてくしは自分から自分へ送るので、自分のマイナンバーをスマホで両面(2枚)撮影して、アップロードしました。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
これがね、奥さん。「通常1-3営業日程度頂戴しています」と書かれてるのに、ものの5分で「完了のお知らせ」メールが届きましたの。迅速すぎてびっくり。ちゃんと確認してるの~?!
API型本人確認サービスTRUSTDOCK(トラストドック)を導入したおかげだそう。

後日登録した住所にアクティベーションコードが簡易書留で届きます。2回目はその書留の封書内に書かれているコードを入力しないと操作できません。3回目以降は不要です。


◆送金設定の続き


本人確認に時間かかるって書いてあったからログアウトしちゃったYO!
再度ログイン。

送金目的をドロップダウン形式のメニューの中で一番近いものから選択します。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

「利用規約」の確認画面が出ます。
下部のチェックボックスに印を入れます。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

銀行振込の選択画面が出ます。
あてくし、「個人アカウント」と「オンラインバンキング」を選択。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
海外にいるのに「支店で」は無理ですわ。

トランスファーワイズの指定口座への入金画面が表示されます。
事前にサイト上で日本の口座は「三菱UFJ銀行」と明記されていたのですが、まさかこの1行のみとは…。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
他行からUFJへの送金手数料は送金者持ちです。同行の本支店間ならまだしも、他行宛は送金額が3万円超えるとお高いです(泣) まぁ窓口やATMよりオンラインバンク経由なら少し安いですが。
振込名義はトランスファーワイズに指定された「Pから始まる会員番号」に変更します。これを忘れると入金確認に時間がかかるんですって。

某メガバンクのオンラインバンクからUFJ指定口座へ入金し、やっと一息…
と思いきや、30分足らずで「入金確認いたしました」というメールが届きました。はやっ!

その3分後には「送金手続きを開始しました」メールが到着。はやっはやっ!
トランスファーワイズのサイトで最終的な両替レートと送金総額が表示できます。
海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)
ん?さっきは1円=Rp135.92で受取総額Rp13,197696、それが1円=Rp136.019で総額Rp13,206,369に…ふ、増えとるーーーーΣ(゚∀゚ノ)ノ!!
ルピアは「為替レート保証なし」につき、送金時点のレートが適用されます。そう、タイミングによって減ることも増えることもあるんです。

さらに2分後にインドネシアの某銀行から「着金しました」とのSMS。めちゃめちゃ速いYO!!
念のため銀行サイトにログインして残高を確認したら、額面通り入金されていました。

平日昼間 両国の銀行営業時間中につき、より迅速に処理されたのでしょう。
時差があったり、土日や各国の祝日を挟むとより時間がかかるはず。
余裕をもって資金移動してくださいね。

まとめ


◆使い方、いろいろ


自分の円口座からルピア口座へ送るだけでなく、日本で働くインドネシア人がご家族の口座へ生活費や冠婚葬祭費用を送ったり、日本の親御さんがインドネシアに留学中のお子さんの口座へ授業料を振り込んだり、はたまたインドネシアで被災された友人知人のインドネシア人口座へ直接寄付したり。
わざわざ渡航する人を探して「お金持って行って~」と頼まなくても、むしろレートが良い日にサクッと送れます。


◆今後に期待


現在 日本からは銀行振込だけですが、ユーロ圏をはじめとする国々ではクレジット払いが可能です。カード利用手数料かかっちゃいますけど。
ふふふ、勘の良い方はもうお気付きですね?先日「バリ島の近況【8/17-9/27】後半:マイル・交通規制ほか」にサラッと書きましたが、クレカ払いが解禁された暁には陸マイラーさんウハウハですわよーー♪(そんな日が来るんでしょうか)

ちなみに、この記事内にあるトランスファーワイズへのリンクをクリックすると招待プログラムにより、YOUの初回の送金手数料が割引になります。
紹介者は3人招待して、その3人が200英ポンド以上の送金をすると、ボーナスもらえるんですって。
くれぐれもご自身が登録してから周りに勧めましょうね。

では、ごきげんよう。

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テーマ : バリ島
ジャンル : 旅行

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